映像製作の教育シフト

子供の将来の夢でYoutuberが上位に入る中、親はきっと気が気ではないと思いますが、社会に出る人間において、少なくても映像製作ノウハウを知っておいて損はないでしょう。

 

映像製作はカメラで綺麗に撮ること

だけに目を奪われがちですが、音声がしょぼしょぼだと、ストレスが溜まるし、そもそも内容がある程度まとまっていないと、閲覧者の時間だけを使って得るものがないものになる可能性があります。

例が良くないかもしれませんが、Facebookで「いいね」がもらえず、文字を書くのも苦手になってTwitterやLineに走った挙句に、腹減ったとかウザいとか、短い擬態語の数々で、動物能直感だけの神経だけが残れば、他に通用しない食うために生きる獣と化してしまう恐れさえあることにも似ています。

 

自身への反省も踏まえて

やはりモノづくりは、ハード、ソフト関わらず、まず目標・目的があって、そのために設計や企画といった計画づくりが必要なんだと思い知らされます。もちろん学びと実行の必要性は、Plan Do See Actionにも通じる必須のルーチンですが、古事記でいう剣と勾玉と鏡の関係や、中国の大学と陽明学の関係(学びと実践)にも似ていますね。

流行ったものは食指が鈍る性格から、まだ映画「カメラを止めるな」は見ていませんが(それより伏線が多いとされる「アフタースクール」は面白いと思いましたが)、やはり良い脚本が多くの成功要因の秘訣だから、やはり起点が大事になって来ることを証明しています。

映像製作の業務範囲拡大

映像の依頼と同時に、企業の内作が増えるのは確実であり、教える側にシフトする制作会社も増えると思いますが、技術だけを教えるのではなく、机上だけで絵の完成形が見える絵コンテやシナリオという形を作る工程を教えることが大切だと感じています。

ちなみにAmazon Primeに「カメラを止めるな」が登場してますが、海外のプライム・ビデオ上にアップロードされたのは海賊版だそうで、商売を左右するしょっぱなの大損害だけに、Youtube含めて、非著作権者のコンテンツ泥棒、コンテンツID運用の恐ろしさを考えさせられますね。

上記画像は偶然、少し前のAdobe道場(アドビ先生)を見てしまいました。(1つのソフトで多くが出来るDavinci Resolveへ焦りが見えますね)。技術もやはり大切だけど、専門学校同様、ソフトしか学ばないとすれば危なくて、やはり社会の情勢を学んだり、異業種の友達との交流など他の業界を見聞きして幅を広げることこそが、社会で通じる人材をつくるんだと思った次第です。

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