食を通じて科学メーカーに汚染される未来がやってきた

たまに社会問題に触れますが、やはり巨大バイオ科学企業のモンサントはやばい

ベトナム戦争で一世を風靡した枯葉剤を改良した「ラウンドアップ」で、末期がん患者を量産し、真面目に働く農家をだまして世界市場9割を抑える遺伝子組み換え種子の大豆、トウモロコシ、綿花などによる知的財産ビジネスで大儲けした反面、彼等を借金苦にさせた。インドでは25人万人も自殺に追いやった企業として有名なアメリカ企業なのです。

 

日本政府は今年種子法を廃止

この悲惨な事例があるにも関わらず、日本政府は今年、十分な議論もせず、2018年4月、農業の根幹である種子法を廃止してしまった。つまりこれによって、モンサントなどの巨大企業が「日本の種子ビジネス」に全面的に参入できる状況が整ったということ。

まだまだ続きがある。3割も甘いメロンをはじめとした個性溢れる野菜たち。トマト、パプリカ、モッツァレラ、バジル、レタス、ブロッコリーなど、奇跡の発見 植物による生殖行為を思いつき実現させた魅惑の野菜たちが、次の食指を狙っている。これらは遺伝子組み換えではないが、長期摂取による健康への影響実績がないのだ。

同社は、常に優良な食品販売企業と提携を狙っていて、市場を持つ企業と組んでしまうと終わる気がする。当然、有機栽培など真面目にやっている農家のコストでは到底勝てないだろう。

まるで先週土曜日の感動物語コンテストでの農業総合研究所の及川社長の話と逆行する動きだ。

 

世界巨大企業に飲み込まれる

AppleやGoogleの端末がいかに優秀だとしても、ライターや関連業者はともかく、買い替える必要もない若者たちが、無理して?10万近い買い物をホイホイしてゆく。使うのではなく 使わされることに満足している人もいる。いずれにせよ日本企業に金を入れないことが、将来自分たちの子孫に跳ね返ってくると考えると恐ろしい。

かつての足るを知るの精神はどこへやら と自身も猛省すべきと思いつつ、このままいくと恐ろしいことが待っていそうだ。社畜という用語が認められた現代、さらなる世界企業による日本人の家畜化の足音がゆっくり聞こえてくるようで恐ろしい。

1世代で死ぬ種ほど 危ないものはない

 

引用(記事を集約、改変)
「枯葉剤」を製造した化学メーカーの「遺伝子組み換え作物」が日本の食を脅かしている
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181015-00009320-bunshun-soci

巨大バイオ企業の舞台裏:モンサントがつくりだす「完全な」オーガニック野菜
https://wired.jp/2014/08/16/monsanto-super-veggie/

関連情報
フランス人ジャーナリスト制作映画『モンサントの不自然な食べ物』

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