バッテリー状態での動画エンコード

バッテリー状態では高性能モードにしてもノートPCが本来所有する機能を最大限発揮できないことが解りました。

 

なんとなく解ってはいた

とはいうものの、ゲーミングノートPCで高性能モードにしてもダメだということが今日の実験で確定したのです。つまり動画エンコードはそれなりにCPUを食う重い処理ですが、バッテリーでの出力と電源アダプターが刺さった状態での出力が違うから、同じCPU使用率であっても、周波数が伸びず、性能が異なる分、エンコード時間に2倍も差が出るという結果になりました。FHD動画2時間のDVD化エンコードに電源接続で1時間、バッテリーでは2時間。

具体的にはバッテリー状態だと1.73GHz程度で落ち着き、基本速度2.21GHzよりも落ちている計算になります。また電源ケーブルをつなげると3.58GHzまで上がるといった具合です。これは薄型ノートでも起こりましたが、corei7-8750H6コア12スレッドの本機種でも同様なんですね。

インテルの、強引に周波数を上げるソフトの存在も知っているし、ひょっとしたら別の隠しコマンドがあるかもしれませんが、出来たとしてもバッテリーに悪影響がありそうだし、冷却問題ならCPUに負荷をかけることになります。

ちなみに、電源ケーブルを刺した状態でエンコードすると、Corei7 7700のデスクトップとほぼ同じエンコード性能を発揮していたことは、不幸中の幸いかもしれません。それならば動画エンコード爆速のRyzen2の2700Xを積んだゲームノートPCや小さい手乗りデスクトップが出れば、電源をつなげられる場所なら動画エンコード機としては最強かもしれません。

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