今朝のアレクサアプリのニュースで、アップルが子供向けのスマホ利用に関してソフト側で新たな制限ができるようにしたと発表していました。
今朝から見ようと思っていた矢先だったので、ネタバレしそうになりましたが、やはり現代社会に大きな影響をもつアップルが発信するネタは、もうITフェチな人間だけが見る世界ではないということに気づかされました。
WWDC2018
ということで、日本の朝2時からの2000万人いるとされる同社ソフトウェアデベロッパーに向けて冒頭に行われたキーノートを録画モードでじっくり見ました。
新商品ハード以外はさほど興味はなかったりしますが、アップルの傾向は、ある種業界の未来を先取ったり、示しているので参考になります。mac OSのダークモードは目に優しく写真も反転しない機能なので、今時の社会問題を反映していましたね。
ARに関してはcocoarが出始めたころ、数年内にAR、VRはスマホOS側に組み込まれると感じてから、Googleも汎用性がなく、結局5年以上は経過しているかもしれませんが、ようやく現実的なところが見えてきました。ただ、大人がタブレットやスマホを持って縦横無尽に動く姿はあまりかっこいいものではないなぁというのが実感で、でもオキュラスGOをつけるよりはましかと思いつつ、日本発祥の顔文字派生のアニモジから、自由に作れるミモジ(Memoji)が追加されたことには、目やタングを読み取るフェーススキャン機能の面白みを感じた次第です。
特に自分の見た目とかけ離れすぎたアバターや、おっさんが女子高生に入るアバターは人気のバーチャルユーチューバーでも、すぐに飽きられるに違いありませんが、いったん本人の顔が見えた後、その顔に近いアニメならむしろ共感が持てるような気がします。
そしてFacetimeの進化でマルチユーザになった今、このMemojiは仮面舞踏会のようで、成立しそうな予感さえします。
あとSiriにいろんな処理を自動化させるシーンがありましたが、ソフト名は Shortcutsと言いながら、音声以外の定義はみたまんま、Workflowそのものでしたね。すでに重宝していて日々行う作業の合理化策として手放せません。
そして唐突に出てきたグラフ、Davinch Resolveのフィルター処理についてiMac ProにeGPUを付けた際の能力比較グラフには驚きましたが、いよいよ高速インターフェイスThunderbolt 3の普及が加速する予感がします。