書籍全文検索、著作者の許諾不要に 改正著作権法、来年1月施行へ

偶然、ITメディアニュースで発見しました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/22/news062.html

デジタルコンテンツを扱う人間として、著作権法はぜひとも少しは知っておかねばならない法律ですが、来年1月に改訂がされるようです。

当たり前ですが、国はドローン同様、新しいものへの法整備に関して、国会や有識者議論が絡むため、すぐに法律化することができず、結果、小さな子供が日々当たり前のように触るタブレットに表示するコンテンツの扱いさえ、後追いで制度化される状況があります。

確かに違法と知りつつアップロード、ダウンロードは犯罪になりましたが、例えばYoutubeサーバが海外なら、日本の違法コンテンツでも直接取り締まれず、Googleにお願いすることになります。そもそもストリーミングはダウンロードでないから、枠にも入らないと思いますが・・・にしても、ほふく前進の進化でなんだかなぁと。そういえば情報漏洩のFacebookのザッカーバーグを公聴会に読んだアメリカ議会もIT音痴丸出しのおバカな質問ばかりで、追い込むどころか無知をさらけ出したようですから、先が思いやられます。

データが静止画や検索可能な状態の場合は簡単ですが、動画の中に登場したりすると補足が難しくなるでしょうから、IT進化を考えると、IT音痴が集まる何週遅れの法律づくりでは、どうやって縛ろうと無理があって、結局は言葉をつらつら書くより、著作権法の考え方を伝えて、応用的な対処をそれぞれがやれるように基礎教育をしなければどうしようもないでしょうね。

そういう意味では、著作物を作った人守るよりも、攻める。つまりお金をもらえる流れづくりと、盗用されたら証拠が残り、遠方でも解るような仕組みが必要ではと思います。商工会議所とか、なんたら組合という会費を集めて飲み食いに終わる輩が巣を作るのが日常なら、そんな旧態依然習慣を排し、新しい考える集団が必要な時期に来たのではと感じる次第です。

文科省 本アドレス
http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/kakutei/detail/1405213.htm

コメントを残す