レジオネラ菌の根本問題

世間は問題を起こした施設の衛生管理が悪い、固有の問題だと思うだろう。しかし、対策がないとされた生物膜の分解に対し、保健所や関係者は戦々恐々であることがわかる。とにかく菌の問題に対する認識が変わらない限り、食中毒同様、ずっとなくならないだろうと改めて感じた事例である。

 

入浴施設にレジオネラ菌、3人発症し1人死亡

男性3人がレジオネラ症を発症し、このうち1人が死亡した。施設浴槽から基準値(100ミリ・リットル中10個未満)を超すレジオネラ菌が検出され、県は同日、営業停止処分にした。

県疾病対策課によると、死亡したのは男性(66)。4日間のうち、複数回利用後、29日に発熱と呼吸困難で入院。今月3日にレジオネラ症による肺炎で死亡した。

県条例は、浴槽の循環濾過(ろか)器を1週間に1回以上洗浄することなどを定めており、同施設の責任者は「規定通り洗浄をしていたが、消毒用塩素の濃度が 不十分だった可能性がある」と話している。県は、同施設の利用後に発熱などの症状があれば、医療機関を受診するよう呼び掛けている。

引用.2014年6月16日 読売オンライン ヨミドクターより

 

業者、保健所の指導方針は?

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週に1回の洗浄を増やす=コストUpだから難しいでしょう。休暇による収益ダウンと、全冠水による作業費、水入替えコスト等が含まれます。

そもそも配管の汚れ、生物膜(バイオフィルム)で包まれた場所に定期的な高圧洗浄と塩素投与をしても限界があることは周知の事実。

そして改めて、60歳代でも危険、身近な病気だとわかる怖い事例です。歯の健康とまったく同じ構図。

この社会問題の本質と問題解決法については、2008年 弊社提案資料(一部)が参考になります。お近くで困っている方がありましたら、テスト致しますのでお気軽にご連絡ください。

 映像の観点で見ると、使用前、使用後の比較は必須として、菌は目にわかりにくため、イラストを作り、動かすといったイメージ処理するCGやメッセージが主 になるでしょうか。また、衛生面に気をつけているという業者では、施設の外観、内観、トップや担当者のインタビューで、全冠水の頻度や心得などのインタ ビュー。レジオネラ菌が100mlに10個以内であるなら数値データの公開も含め、それらを前文まとめて販促ツールとするのが良いと感じます。

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