イラストは言葉を超えて瞬時に伝わる

観光立国2,000万人訪日外国人を目指していた日本政府が、それを達成した今、その倍の4,000万人を掲げているようですね。

グリコマークでおなじみの道頓堀に向かう心斎橋通りをひとたび歩けば、いたるところにお土産袋や、旅行用カートをひいた、大勢の人種のるつぼと化していることが解ります。おかげで、10分が30分かかる始末ですから、歩くなら何本も違うルートを選択すべきでしょうね。

で、偶然うどん屋さんに入ったのですが、大きな見やすいイラストに目がいってしまいました。さすがに「席の先取りはご遠慮ください」は、さすがに私も守ってませんでした。あまりに多い荷物を背負ってトレイを両手で持って並ぶのは無理だろうと思います。まぁ意図は解らないでもないですが。

また家電量販店のトイレに入っても、個室内はイラストが多用され、短い外国語3種類とともに、誤った行為をしないように張り付けられていましたし、アニメの絵心がある人が多い国ですから、まさに日本のイラストレーターさんが活躍すべき場を得たように思えます。

そういえば近所の食べ物やさんは、綺麗なガラスが、中国語の禁止用語ばかりで、景観を損ねていましたし、まさに奈良仏教が滅ぶ後押しにもなった、禁止令の看板乱立のごとく、ダメがさらにダメになるように思えます。

そんなときにさらっと、イラストがあれば、ルールや母国語でさえ十分に知らない人でも理解力があがるし、ほのぼのとするなぁと感じました。

しがない映像屋としては、液晶を置いて 飛行機のフライト前の動画のごとく、アニメでもいいのですが、ダメな行為を伝えれればと思うのです。ちなみに英語圏の人に箸の使い方をグリーンバックで作ったことがありますが、本来は人が出たり、演出を増やすとさらに良くなるように思えます。

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