インテルとAMDが同一チップに同居
こういう企業連合というのは、今さらの話ではないけれど、2社しかない今や競争心むき出しのCPUメーカー同士が、同じチップの中で共存するというのは、とても面白いことだと思います。
強者が弱者に追い込まれるボクシングで、まさに抱き付くクリンチをするかごとく、まさにCPUとGPUが抱き付いているわけで、外付けGPUとして不動の地位を確立し、ディープラーニングなどにも手を広げるNDIVIAを使うよりも電力の効率や故障しにくくなるという点だけみても、優位点があります。
まさにNDIVIAの独走は、両社の手を結ばせて、結果、ユーザにはより安く、進化したものが手に入るという流れを作ってくれたのです。
当然、モバイル用等で外付けGPUも搭載した薄型ノートPCがたくさん生まれるのは間違いなく、映像に関わるものとしては、動画編集、生中継など、外出先での作業もし易くなると確信しています。
USBも新規格
ちなみにおなじみUSBも2017年に3.2が策定され、最大通信速度が20Gbpsになることが決まりました。スピードに関しては4K出力など先行するthunderbolt3が40Gbpsとまだ早いのですが、PassiveやActiveとケーブル規格があることに気づかないと、20Gbps、40Gbpsの機能差が出てしまいます。
いずれにせよ、新しい規格や情報を得るメリットは、買い時を知るための良き道しるべであることは間違いなく、映像マンセーの現在はビジネスにも直結しますから知っておいた方がいいでしょう。2018年のしばらくは4コアの上記ノートPCがモバイル最強になる予感が満載です。 |