苦手なビラ配りマンが奈良に降臨

朝から奈良に来ましてあれだけ苦手だったビラ配りをしている自分がいます。集客したからといってお金が儲かるわけでもないのに・・・(笑)

もっとも、奈良県知事や人間国宝、歌舞伎俳優や津軽三味線奏者、東大の特任教授などが出演するシンポジウムの合間を縫ったブースなどの贅沢環境を与えれた現場でしたから敷居は低かったです。

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文化の起こりと未来の文化づくり

写真 2017-09-23 12 42 14そう、奈良県文化会館で開催されたフォーラム奈良(奈良県国民文化祭・障害者芸術文化祭の一行事)のことですが、とにかく文化を語るには、古事記のアメノウズメ(天細女命)や、能の源流である はたのかわかつ(秦河勝)、大和(やまと=大きな和をもって貴しとなす)の聖徳太子などを忘れてはいけません。

写真 2017-09-23 12 22 01ちなみに神への奉納舞が、猿楽のスタートとのことですから、やはりこの日本という国は、神話と人間の歴史がスムーズに繋がって、現在も脈々と1本の道が繋がり、向かっていることが解ります。目指すは修理固成であり、国民全員が悟っていこうとする まさに神道=神への道。”教”がついていないことからもそれが解ります。

Inked写真 2017-09-23 12 26 47_LI外国は統領が入れ替わると過去の良いことも悪いことも、人間・文化すべてを捨て去るから、ゼロに戻ってしまう。つまり良い積み重ねが出来ないのに対して、日本は政治的な権限がないが、あの16個が中心1個に集約していく菊花紋章が示す通り、天皇が真ん中におられるおかげで、良いものは残り、改革ではなく、維新となる。つまり文化として堆積できているといえます。

 

昔に思いをはせると

秦河勝さんのような外人さんを受け入れ、世界交流で技術結集し、奈良の大仏などを作った日本ですから、鎖国とかガラパゴスは本来、縁のない話だったのかもしれませんね。

Inked写真 2017-09-23 14 01 24_LI個人的には古事記を学び、世阿弥や大和言葉をかじり、次回の京都勉強会は十七条憲法を学び、秦河勝氏 最後の地である坂越付近は、地元でありますから、おざなりには出来ません。映像製作も文化と呼んでもらえるなら、それに関わる人間としては特に背筋が伸びる話であります。

ということで、今日の目的は石光寺さんのイベント告知でした。
https://nara-arts.com/event/%e5%af%92%e7%89%a1%e4%b8%b9%e9%91%91%e8%b3%9e%e3%81%97%e3%81%aa%e3%81%8c%e3%82%89%e3%81%ae%e3%83%a8%e3%82%ac%e3%81%a8%e3%80%80%e4%b8%ad%e5%b0%86%e5%a7%ab%e3%83%bb%e5%bd%b9%e5%b0%8f%e8%a7%92%e3%81%ae/?preview=true

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