ふいに訪れるPCトラブルにどう立ち向かうべきか

ようやく映像仕事向きに最適チューニングが終わったと思ったら、突然PCの起動障害発生

理由の考察と一次対応

特に外部からのショックとか、何かをインストール・構成変更したといった要因は思い浮かばず。あえて言うと、残りディスク容量が20GBを切っているということぐらいで、最後に正常の姿を見たのはWindows10の再起動を選んだ時まで。中古で手に入れたとき起動せず病院送りで治ってから1週間目のことでした。

まぁ何度かの失敗の末にWindows10の自己修復機能で治るだろうし、それでダメならメンテモードで起動し(Toshibaのこの機種は起動時に「0」を連打)、正常起動時の状態で起動する があるし、万が一は自己作成した復元ポイントもあるし・・・・標準機能で楽勝で復活と思っていたらまさかの、どの策も効かないというルーチンに陥りました。

具体的には定期的に変わる景色写真が出る画面の直前で、画面が暗いまま、マウスカーソルが出てくるといった状況です。

 

2次対応

しかもマイドキュメントを残したままの、Windows10初期化(このPCを初期状態に)も ディスク容量がいっぱいだからどこかに移して確保してから実行してねという、事実上不可能な突き放しメッセージで断られる始末。ちなみにマイドキュメントを削除オプション実行時すら 失敗に終わりました。

偶然見つけたToshibaのレスキューソフト「ファイルレスキュー」を、起動時のユーティリティモードで見つけたので、それを実行して、運よく、MyDocument系のユーザデータを吸い上げることができました。

その後、起動時に「0」を連打して、Toshibaの初期インストールソフトウェアの復元で、元に戻したのですが、それ以降の処理であるWindows10本体の大型アップデートや、独自ソフトを入れ直すのが面倒で、時間すら無駄に感じ、とうとうあきらめました

 

正直に打ち明けると

ある程度完成した初期状態に近い頃に、外部ソフトにてイメージバックアップを取得していたので、これを実行してから、上記レスキューされたMyDocument系のデータを復元し、事なきを得たのでした。やはりイメージバックアップは一瞬であり、この作業が約40分かからなかったものに対して、上記工程には、前日の深夜から数えて、約5,6時間かかったのです。

 

イメージバックアップ取得・リストアの苦労点

苦労したのは2点。一つはブート領域のロックをBIOSで外す必要があったこと。

もう一つはバックアップソフト起動用のCDドライブとデータ保存用の外付けHDDの接続が必要であり、それぞれ起動時に読み込まれなければならないのですが、ToshibaのDynabook V62/Dでは、USB-c(thunderbolt3)1つと、USB3が1つしかなく、USB-cからはブートしなかったので、結局USB3をHUB経由で分岐させて、起動したことです。さらにCDドライブの電力が足らないので、モバイルバッテリーにCDドライブ付属2本のうち1本のUSBを刺したことです。

 

考 察

時代はシンプル構成USB-c1本だけのPCも増えており、今後、バックアップ処理などの自己防衛が難しくなるような気がしました。こちらが何かやり方が悪かったのかもしれません。

良い勉強になったとともに、ハードの故障さえなければ、40分以内で、今の状態に戻るという安心のイメージバックアップはもうビジネスマン(映像マン含む)なら必須の作業だと確信した次第です。

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