GH5 4Kで美容・理容を撮る

別段、どんなカメラでもそれなりに撮れるようになって、もう映像プロの存在意義が危うくなっていると感じるシーンも増えてきました。

ただし、BGMやナレーションを入れない映像が前提の場合、まさに撮影が重要になってきます。失敗が許されず、インタビューなのに救急車の音が多量に入った途中から音がない映像が途中で途切れたなどというあってはならないリスクもまだまだ多いです。

Still0617_00000実際、使いたい目標尺があったとしても、収録はその何倍もの撮影時間がかかることもありSDカードやバッテリー予備量も問題ですし、そもそも予期せぬトラブルで1日で撮れないとなるとコストが大きく変わってきますから、タイムキーパーや何よりも現場のディレクション(決断と方向性を瞬時に決めて現場を引っ張る)が必要になってきます。

今回は4か所を1日で回ってHP全般の素材を撮るためジンバル大活躍でした。

技術論ひとつとっても、音声はガンマイクでいくのか、ピンマイクは有線か無線か、同時に何人しゃべるのか、映像として対面がいいのか、インタビュー風がいいのか、施術があるなら、どういう動きがあって広角が必要か、マクロが必要かなど、機械・付属品選びも複雑になってきます。

Still0617_00002何よりも4Kで撮ると決めたとして、編集できるのか以前に、なんちゃってカメラの場合は、30分で終わってしまうなど、インタビューではありえない機材も存在しつつ、データ量だけは半端なく大きくなってしまうこともあります。

このあたりGH5は、様々な点において包容力のある少ない優秀な機材だと思っています。GH1,GH2,GH3と使ってきたからなおさらです。GH5は4K60Pも撮れて、色は安定し、長時間収録と比較的バッテリーが長持ち、そして小さく被写体に迫れる、予期しないトラブルが少ないという点で。(騒がれているフォーカス問題はいずれファームで解決するでしょう)

 明日はFHD60PでイベントをYoutube生中継(ジンバルで動きまくり)のチャレンジ予定です。やはり積極的に事象を経験してトラブル引き出しを増やすことこそトラブルを防ぐ唯一の防御なんだと思い知らされます。

 

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