手振れ防止の過信

昨日の4K収録した映像が完成しました。
私の他の1台は完全に素人(子供の父親)が撮影したため、レンズ搭載の手振れ補正は

4KをFHDにしてGPUレンダリングすると10分映像は20分ぐらい

4KをFHDにしてGPUレンダリングすると10分映像は20分ぐらい

活かしていたしていたものの、落ち着かないなかなか厳しい映像になりました。

まさに今回、三脚固定しない手持ち撮影だからこそ、プロだからこその手振れ補正が生きるんだと教訓を得ました。

そもそも素人は男性であっても静止力がなく、ハンディカムの調子で撮影することが多いということ。デジタル一眼特有の両手で支えることと、ズームを回す仕組みにまったく慣れておらず、そもそも停止のためにはそれなりに脇をしめて呼吸を整えて撮影する概念がないため、4Kの解像度で撮ったとしても、編集の段階で救えない絵になりました。

よく言われることですが、手振れ補正はある程度許容範囲内で動かしていると静止しますが、外れてしまった時の揺り戻し効果は、とてもひどいものがあります。

こきざみに揺れるのではなく、

濃い目の色付けになんちゃってカラーグレーディング

濃い目の色付けになんちゃってカラーグレーディング

左右をひっかかりながら移動するために後から見てもつらいし、編集ソフトのスタビライザーを使ったとしても、間を埋めるだけなのでこんにゃく現象を後付けするような結果になりました。

手持ちのメリットはやはり臨機応変さですが、Youtuberなど普段使っている人や、映像のプロでなければ無理。本来、安くて軽い三脚に乗せた場合、高さ変更含めて、不意な動作に弱く、シャッターチャンスを逃す可能性はあるものの、ある程度的を得ているなら、引きで固定してもらう方式の方がベストだと確信しました。

 素人にプロの仕事を求めるシーンはないと思いますが、いつかの教訓として刻んでおきたいと思いました。

 

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