ロケでの車リスク 浮き彫りに

クルマ社会のリスク

当たり前のことながら映像製作に関係ない業務であっても車移動というのは、多くのリスクがあります。

配達中の渋滞が真っ先に思い浮かぶと思いますが、案外、接触事故も日常的にあったりします。とくに車の事故は加害者、被害者側共に悲惨です。会社に所属していたら業務の遅れになり、その会社や業界に、迷惑をかけることになります。

blog3_3過去に知人であったのですが、大きな事故になると電信柱を何本か倒して、片側三車線すべてを防ぎ、道路そのものを閉鎖した不幸がありました。ここまでくると渋滞を産むというのか、大きな社会問題を作ることにもなります。さらに近年は高齢者による人との接触事故も増えているようですから、もう外に出ることがリスクになってしまったといえます。

宅急便などの配達に負荷がかかる今、AI制御やドローンやロボット配達などによる?!安全で安定的な輸送が期待されている一方で仕事がなくなる人もいるのかもしれません。

撮影現場での事故?

車同士の交通事故では、両者が動いているからよほど相手が悪いと言い張っても、10:0にはなりません。保険もうまく出来ていて免責があったり、少々の事故ぐらいで保険料アップ要因にしたくない人も多く。結局は費用も時間もおこした人間を中心に負担が大きくなっていきます。

映像の場合は、被写体に応じてリスクが上がります。たとえばCM作りなどでタレントや俳優、クライアントを待たせたりするのはもちろんまずいですし、ブライダルなど大勢が参加する大イベントなら、業者として数百万以上賠償を伴うものもあるようで、恐ろしい限りです。

小さなかわいいものでも現地に搬入用スペースがなく、民間の駐車場がいっぱいで、納品が遅れるというものがあります。さすがに一刻を争う血液製剤なんかの輸送はヘリになっている気がしますが、人間を届けるドローンはまだ相当先でしょうし、ドラえもんのタケコプターは首が一瞬で折れて終わりですから、そのまた夢でしょう。

 とにもかくにも必要なのは、ほうれん草。報告、連絡、相談の方のあれですが、関係者に即座に第一報を連絡すること。保険屋のために警察を呼ぶなど現場検証などに時間がかかるようでも、逐次、連絡することが仕事への誠意、姿勢に繋がります

 

コメントを残す