iPadやAndroidタブレットの売れ行きが落ちているようですね。企業ニーズが落ち着いたことや、スマートフォンの大型化と、PCの省電力化と低価格化である種 置き去りになったような気もします。
それでも閲覧側としての同端末群は圧倒的な存在感は残っています。大きなボタンとピンチイン、ピンチアウトなどの操作が直感的であり、子供でも簡単に使える機能は相変わらずで、Windowsは足元にも及びません。
ただ映像製作側の人間、そして元SEとしては 道具を与えられてお釈迦さんの手のひらの上で遊ばされるイメージがあって、本当の意味での使いこなし&本業でのフル活用には至らない、制約が多い印象があることも確かです。
4万未満の中華タブレットでH.265での動画エンコード?!
タイトルそのものです。激安タブで高速レンダリングできるかのテストをしました。
使い物になった場合は、重量約700g程度だから持ち運びは簡単だし、ファンレスでCore me-7Y30 CPU、Intel HD Graphics 615搭載し、USB-Cからのモバイルバッテリーを接続すれば1日中使える無敵な道具に変わると考えた次第です。
映像マンにとってはSurfaceなどのタブレットは値段が高い割に重く、性能はもう一つと、微妙な立ち位置でしたから、今回の結果には胸躍る次第です。
テストに使ったソフトは、H.264/H.265を選べ、CPUやGPUレンダリングが選択できるTMPGEnc Video Mastering Works 6。
動画ファイル
FHD Movie 約23分,
H.264/30P,video 9Mbps,audio 384kbps,48kHz Stereo)CPUレンダリング
H.264 表示 59分,CPU負荷100%
*CPUが非力すぎて、途中で断念GPUレンダリング
H.264 9分08秒 CPU負荷73%
H.265 13分弱 CPU負荷35%(データ紛失)
うん、十分使えますね。今度はGPU側でエンコード、デコードにも対応する4Kにチャレンジしてみたいと思います。
明日の仮納品のついでにやったので、なんちゃってテストにしか なっていませんが、傾向は解ると思います。もっとも画質マンセーな人はGPUレンダリングはお気に召さないでしょうから、X264でのレンダリングにした方がいいでしょうね。ファイルサイズもH.265の方が小さかったですが1割ぐらいでした。調べてみると、転送レートが違っていたので、再度やってみたいと思います。 |