本業でない少数精鋭でのイベント音響・映像のオペレートをやる切るには、圧倒的な合理策で、作業軽減&ミス防御を図らなければなりません。もちろんクオリティーはそのままに・・・(笑)
そう、明日のイベントのことですが、音声はなんとかiPadでポン出し出来るようになったものの、肝心なのは映像。20本越え&司会に合わせる必要がありますから大変です。
ということで、お金をかけずにポン出し出来ないかと考えました。
無線でWinパワポ(タブレット)操作
その前にまずはスライドの操作。ほぼ順番どおりのスライド表示だけなのですが、コンパクトなUSBテンキーを調達し、クリック感ある確実な作業準備をしていました。(タブレットだけのバーチャルキーボードでは押したかどうか不安だった)
しかしこの作業は無駄とし、キーボードをワイヤレス化。兼任作業とし、人を個別につけていたのをやめました。Bruetooth3.**規格では10mぐらいまで無線化できるといいますが、何とか動きそうです。あとは省電力モードの不具合と当日の電波状況次第でしょう。
映像のポン出し
そして本題。さすがにWindowsPCのエキスプローラー上で動画ファイルを探し、クリックして、プレーヤーを最大化し、再生。再生終了後、閉じて、また次のファイルを選択するプロセスは、順番どおりであったとしても20本以上継続するのは非効率。何よりも、スイッチングミスでPC画面が表示されてしまうと、ダサくなってしまいます。
有料ソフトで探せばいくらでもあるでしょうが、身近な良い無料ソフトを見つけました。
ご存知、VLC Media Playerです。
VLC Media Playerで映像ポン出し
探してみると思ったとおりプレイリストがありました。特徴は次のとおり。
ポン出し用途でみた特徴
- 動作が軽い
- いろんな形式の動画ファイルが読める
- ショートカット利用可能
- 再生したい順番にファイルを登録可能(階層登録不可)
- 複数リスト保存し、読み出し可能
特に良かったことが、モニター2画面時、マスターはリスト表示し、もう1画面を動画画面にできること。テストしたのはHDMI経由で別画面を接続。複製モードではなく拡張モードでプレイリストを起動。
再生され続ける?
デフォルトでは、プレイリストの名前どおり、順次動画が再生され続けるのですが、再生終了後、停止する設定を見つけたのでスムーズなポン出しに使えそうです。リストをクリックすればもちろん即再生。
ショートカットは主に、スペースキーで再生、停止。Ctr+左矢印で動画頭出し。nで次の動画。pで前の動画。ほぼ画面を見なくても大丈夫な簡単ですね。
動画起動時に、下部にファイル名表示されるので、ファイルにナンバリングしておけば、ミスも軽減できるでしょう。
しかしなぜか文字化けしてしまいました。MeiryoUIにしたら復活。
とにかくピンチはチャンス! 机上だけより、リスクをとった現場で実行することでノウハウが溜まる!事件は現場で起きている(次の仕事は現場で発生する)ということを実感している次第です。 |