いろんな業種が沈没する 現代の日本に足らないこと

製造業がなければその国は亡びる と心底思っています。

資源があってもそれが枯渇したら終わり金融に染まれば左から右、デイトレーダーや激しい売り買いをする株式運用をする人のごとく、人間として偏った精神状況に陥り、結果、病人が増えてしまいます。(金がゴールな人は際限がなく、事がゴールな人は人を生かし育てる

ユダヤのように、交渉術や商売のノウハウそのものに価値を持たせる方法はありですが、国民全体に潤わず偏ってしまいます

電気、電力、ガス、水道、通信、土地といった生きる上で必要なジャンル(全国民から毎月ゲット)は、既に既得権益が出来上がっています。

 

生き残る製造業

インタビュー車はもう売れなくなるのは時代の流れで仕方ないとして、現代は3Dプリンターなんかが出てきて、一人製造業などアイデアがあれば、小さなメーカーでも生きられる時代になってきました。しかし海外に技術依存する限りでは、新しい芽やイノベーションは生まれません。

だからこそモノづくりこそが国力を強くすると確信しています。ただ残念なことに、販売面が優先され過ぎて、高付加価値戦略が出来るジャンルさえ、わざわざ安くし、自分で首をしめているような部分があります。京都のブランド呉服でさえ海外で作っているようで、むなしいです。

これを修正しなければ、世界一流の技術を持ちながら、絶滅危機な業種予備軍があまりにも多くありすぎて恐怖を感じます。製造の芽がなくなれば再浮上は大変な労力を伴います。

 

国の偏食

写真 2016-06-04 17 50 33国はモノづくりなどを強調して、助言や助成をしていますが、数年で根をあげて辞めてしまう。一方で先日のサミットですぐ壊す建物に28億、壊すのに3億かけるという偏食(恥ずかしい行為)をしている限り、あてになりません。

写真 2016-06-04 17 57 51これにしても、相手の要人を腹いっぱいにさせただけで本当に効果があるのか疑問です。建物ごと日本の文化を強調するなら、古き良きを伝えればよく、旧来からある施設活用で十分。古事記を知らない連中なんだよなぁ。

建築の労働人口が多いのは確かですが、それにしても自分達上流工程会社だけにお金がいく無駄をなくさないと、全産業が終わってしまう勢いを感じます。

 

ではどうすればいい?

今日、天皇の章をもらった縫製のプロに話を真剣に聞いて、問題の根深さを知ってしまいました。

手っ取り早いのは、小手先の話が上手いだけの人間や企業に助成するのではなく、天皇から勲章をもらうような技術者に、少しでもお金を渡すことが必要だと考えています。医療費の40兆だけでもいくらでも削る要素があります。

また国は、様々な業種の、技能をもったベテランや芽のある新人個人(代理店など会社は不要)を集め、国内外に向けて、各業界のすごく深いところを見せるクリエイティブな新製品を作らせるべきだと思います。(チームに分かれて競争させればいい)

若手ネットや新時代のツールに詳しい、その道のベテラン技術と経験がある、この縦連携と、業種間の横の横断こそ、製造の発火点になるだろうと思います。当然今なら、福祉関連の製品をつくるべきでしょうね。企業抜きで、独り立ちしてる個人にね。

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