ようやく小豆島オリーブ出荷開始

2016年版のオリーブが出荷できそうです。
今年は気候不順より、例年よりひと月前からの搾油となりましたが、ようやく出荷体制が出来ました。

農家さんで自前の搾油機を所有する意味は、鮮度、品質を求める農家さんの思いの深さを表しています。酸度0.1を切った2015年度版、はたして今年はどうなるか、天の恵みと農家の思いが形になった究極の天然生ジュースの出来上がりを、楽しみにして頂いた人にお届けします。

 

オリーブは捨てるところなし

剪定後のオリーブの枝や搾りかすは、ハマチの餌や、牛の餌になっています。ハマチは刺身にしても1日以上抗酸化作用で身が変色せず、コリコリして美味しいです。

 

本物のオリーブオイル

究極の国産手摘みオリーブオイル

究極の国産手摘みオリーブオイル

2015年12月に週刊誌で、大手 海外産の多くのエキストラバージンオイルは偽装であるという衝撃的な記事がありました。イタリア政府は大手十社に警察の捜査いれるなど、かなり長年にわたって行われたようです。

デパートの商品でさえ何十品のうち本物は一つだけだったと書かれています。四年前にオリーブオイルの嘘と信実の本が出版されましたが、著者の命の危険があったようです。石油とは違うオイルマネーの怖さですね。

 真偽のほどは不明ですが、国産でもそのようなうわさもあり、おなじオリーブを扱うものとしては、複雑な思いです。

そもそも健康のために良いオイルを買っているのに、それが偽物なら、かえって健康を害するということ、酸化しにくいとはいえ、3年も4年も前のしかも品質悪いオイルを生で飲むリスクを考えるだけでぞっとします。

自衛のためには、農家さん直などの信頼性と、価格が高いものが良いものではなく、良いものを知って悪いものを見極める力をもつ時代になったのかもしれません。もう国柄の気質かもしれません。日本人農家さんは、まじめですからあとは量産してコストを下げることが出来ればいいのにと思う次第です。

 

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