PRものの場合、大勢が関わる撮影の場合は、絵コンテのようなものが必要です。
これは、ディレクターの頭の中だけでは、指示が伝わりにくいため、当日または事前に渡しておくことで、より自分の役割を深く知り、現場の進行をスムーズにする役割があります。
時間軸と、シーンイメージと時間と、テロップ、ナレーション、コメントなどを散りばめたものは、私の経験において、MS-EXCELでワープロ文字で作るのが王道だと理解しています。
もっとも、Photoshopで画像を作ったり、漫画家顔負けのセル画のようなビジュアルを作る監督もいて、様々な人の仕事ぶりを見て勉強させてもらえることもありますが。
EXCEL絵コンテの問題点
EXCELを使ったシナリオは、可搬性(クライアントや、関係者にメールで共有し、修正もしてもらう)は良いものの、文字部分の修正だけにとどまっていました。
しかし絵コンテの絵、そのものに対しても、手書きツールでやりとりすることで、絵コンテを作りやすく、わかりやすくなっていく予感がしています。
もっとも、まだまだ手書きは一部の人に実験レベルでしょうが、iPad ProやSurface Pro4などの台頭で、一気にペン文化がビジネスで増える兆しがあります。
ということで、今回のVP作りの絵コンテをまさに手書きでやってみました。どこまで社外秘かわからないため、判読不能な状態にしていますが、ご了承くださいませ