コンシューマー機器がビジネスに逆流入 iPad Pro対ワコム?

hennamojiiPadのなんちゃってペンから少し離れて、本格的な細いペン先のタブレットを中古で3万3千円(Office入り)を手に入れてから、さらに手書きが楽しくなっている自分がいます。

表現力のアップや、映像への活用など未知な分野だけに伸びしろが大きいと感じています。まさに、いったいどんなビジネスに合うのだろうと、ワクワクしながら、可能性をさぐりながら、日々触っています。

 

Myタブレット特徴(メーカーサイト談)

  • 2,048段階の筆圧検知機能
  • アクティブ静電結合方式による自然な書き心地
  • 筆圧と傾き検知対応
  • 斜めに傾けても位置ズレが小さくまっすく書ける
  • 実際の定規を使ってもまっすぐ書ける
  • 紙にペンで書いたときのような適度な摩擦感
  • パームリジェクション機能で画面に手をつけても ご認識なく文字が書ける
  • 手書き文字をテキスト変換するOCR機能

 

iPad Proの実機レビューを見て

以下、ASCII発のiPad Pro実機レビューを見ましたが、映像を見る限りでは、筆圧検知しながらも、濃さのみで、線の太さが変わっていないようでした。

HPには線の太さを変えるのも、繊細な陰影をつけるのも、アーティスティックな効果をいろいろ加えるのも思いのままとあるので、アプリでどうとでもなるのでしょうが、使えるところまでのチューニングは、煮詰めるのに時間を要する部分だろうと思っています。

likefudeApple Pencilのペン本体にボタンがないのはおしゃれだけど、消しゴムや範囲指定など機能割り当てが出来ないのは残念。そのあたり、先駆者といわれるワコム社はタッチコントローラーなどに過去のニーズからノウハウを詰め込んでいるだろうと思います。

写真 2015-11-16 22 11 20PRはAppleはとてもうまいのですが、本当にビジネスに使えるかというと、怪しい部分もあって、信者はよくても悪くても買うのですが、そこまでお金を出せない人にはちょっとアプリ待ちという状態がいいかもしれませんね。アンチAppleではありませんので本気のビジネス目線で見たときに高価すぎる買い物だと感じました。

実際、梅田ルクアの蔦屋書店で、iPad Pro実機を触りましたが、ペンがなかったこともあって、無駄にでかいだけであれで2画面はもったいないなぁと感じた次第です。腐ったCPUでもWindowsなら非力でも優秀ながタブレットは存在し、3画面表示もできるし。

デジタル一辺倒だった業界が、アナログ市場の飲み込むべく、一気に手書き側にシフトするという構図はとても面白い流れです。一言でいうと作業指示スピードが変わり、ミスが減るといったビジネスの業務フローそのものが変わるところまでいくのかもしれません。

 

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