本を読んで先人の志を知ろう!

写真 2015-09-07 14 38 28最近、名作と呼ばれるいろんな作家さんの図書を読んでいますが、師匠の宿題も含めて、遅れがちになります。読む図書が多すぎて間に合わない・・・今日はうっかり返却日を2日も超えて借りていた図書を返しに行ってきたところです。

最近、図書はもっぱら買うとしても古本に限られますが、古き良きものほど、値段が安かったり、図書館で無料だったりします。

にしても今の若者はいったい何を読んでいるんでしょう。仮にゲームばかりしているとしたら、とても無駄な時間を過ごしているのだろうと思います。

どんなに立派な言い訳をしたとしてもしょせんはテレビゲーム。頭の体操はいいけれど誤解を承知で言えば、没頭させて金儲けする仕組みが多く、特に仲間とコミュニケーションしながらいかにはまらせるかが設計意図になっているはずです。仲間を離脱すると恨まれる極道社会よろしくの仕組みを逆手に取ってるのではという懸念さえ浮かびます。

それを証拠に有名な歴史ゲームひとつとっても、作り手が勉強しているようには見えず、とても浅い歴史観で組み立てている気がします。それが事実なら、その土俵の中でプレーヤーは遊ばされている限り、とてもまともな人に成長する仕組みとは思えません。

ひとや仕組みを批判できる立場にありませんが、やはりLineはやる気がおこりません。何をしていても割り込みできる仕組みは、便利な一方で集中力をそぐ何物でもありません。

昔、広告代理店の課長が嘆いていましたが、大事な打合せのキーマンを任せているのに、当日、メールで休暇願いを出して休んでしまうといいます。そんな人がLineを使えば、メール以上の即効性を活かして、アポの数分前にキャンセルしたりするのでしょうか。

ある程度、年齢を重ねた人なら使い分けができ、便利な手法には間違いありませんが、経験が少ない若者には、いじめの増発、長文を作る熟考能力を奪い、ゆるい繋がりをつくるなんちゃって友達を演じるにすぎないように思えます。

今の若者は新聞を読んだり、小説を読んだりすることが減っていると言われています。すべての答えはWikiにあるはずもないけれど、物事を深く考える能力が失われると、検索結果が正しいという勘違いが広がると思います。

小説までいかないまでも、ブログを定期的に継続することはそれなりに大変ですが、主語もなく、短い文字数で成立するTwitterが世界有数の利用者数を誇るこの日本は本当に誇れるのでしょうか。どうも軽く、浅くなっているような気がしてなりません。

兎にも角にも、深い思考をするためには、やはり歴史を学び先人が何を志し何を後世に託したか後世にどんなバトンを受け渡そうとしたかを知る必要があります。

歴史を暗記し、ただ単に受験や、いい会社に入るまでの試験対策あってはならないと思います。先人の思いを知り、思いを昇華するべく、やるべきことを全うする強くも、高い志をもつ人を増やすにはどうすればいいでしょうか。

写真 2015-09-07 15 04 35そういえばこの本町の地下鉄の看板、汚れてます。腸が乱れ、病になる人が増えています。

時代が進み、技術が進化するにつれ、庶民のあたまが悪くなっていくのは仕方のない事実なのでしょうか。

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