難しいタイトルにしてしまいましたが、ものは単純でして。
それ撮ってないよ!
本日、お客様から先日の撮影でこんなシーンの写真がないか、尋ねられました。
既にそのもののシーンはあったのですが、あくまでも無人。商談っぽく見えるような、人が複数人映っているシーンが欲しいとのことでしたので頭をかかえました。
演出して撮ったものは当然としても、今回の仕様にそんな要望はなく、何せ慌しい撮影だったので、偶然、スチルさんが撮っていればあるとの回答をしました。
しかし、結局、高解像度のスチルデータには、やはりズバリの写真はありませんでした。
偶然の産物
ふと思うところがあって、動画データを探し出しました。
するとどうでしょう。ずばりのシーンが見つかったのです。
偶然か、必然かはわかりませんが、意味もなく、会場を何度か練り歩いたため、その一部にそんなシーンがあったのです。
タイトルの通り、なんちゃってステディーカムと、10万近い広角レンズとデジタル一眼レフの組合せ、しかも24P、転送レート 50Mにしていたものですから、当然プログレッシブのブレないメリットを十分享受しながら、露出のばっちり、横幅2000ピクセルのそれなりの高画質も実現できていたのです。
パンフレット全面にするほどまでは不要だったので、恐らくこれで要は足せると思っていますが、ほんに、ぐるりと周る撮影のすごさを改めて実感した一日でした。
少し前に4Kで撮影した動画を、FHD画質で使用して、思い存分、パンや、チルト、ズームを駆使して、無機質だけど精密なカメラワークが出来たことで小躍りしたことを思い出しました。
単なるビデオカメラではこんな代価は出来なかったと思います。新しい撮影保険が出来たような気がします。(笑)