別にメイドを雇ったわけでも狂ったわけでもないけれど(後者はあたってるが)、とてもお行儀のよいネコに出会った。
両足をきっちり揃えて、こちらを一直線に眺めている・・・
納品後の最終処理が終わった
納期ギリギリになって、なぜあんなに修正依頼がかかり、しかも曖昧な表現をしたかもわかって今日はとてもすっきりした一日となった。
なんのことはない。
何度納品しても、外部のクオリティーチェック人材に引っかかって苦労していたのだけれど、ステディーカムショット、二カメ、一眼レフのキレイ系映像、なぜNGかがわからなかった。
しかし、クオリティーうんぬんとは違うところで、どうやらその人経由で、別の映像業者を2,3社提案していた経緯があったようだ。
もちろん確証はなく、まったくのこちら目線の推測だけれど・・・
つまりこんな筋書きだ
まず別の映像業者というのは、我々の見積もり金額の3倍以上の業者という。
当社が最安値で受注した後もその立場を利用して、けちょんけちょんにけなして、言いがかりをつけてキャンセルさせる。そうして、息のかかった業者、もしくはバックマージンの出来上がった関係を利用して、業務を奪い取る。
これが本当なら立派な背任行為だ。
常識をもった人間なら、「こんなダルイ映像は社長が見たら100%反対するぞ」などと初対面の、しかも電話口でいえる言葉ではない。
よりよいものを!という目的で叱咤激励するならまだしも、そういうトーンではない。テロップがダサいなど、指示が的確でなかったことも、今思えば、その推測を強くする。
先方担当者はわかっているが会社の立場&ルール上、はっきりした証拠がない限りおいそれと口に出せないが、ニュアンスで十分わかった。
やはりヤカラは企業のどこにでも巣を作っているんだ。
そんなこと最初から全部わかってたよ。よく乗り切ったね。お疲れ様。というネコの声が聞こえてくる。(笑)