簡易PC Livaと雪の初日の出

今日はとても寒い一日になりましたが、日の出は全国的にはどうだったんでしょうね。

老体に鞭打ち山登り

image早々に雨があがって予定通り、初日の出を拝むべく山登りをしました。キリの良い2015年。せっかくなので、初日の出を素材として今年のテーマである生中継の一つとして実験していた、LivaでのHD配信をやってみることにしました。

元日の酒はなくし 5時台に起床、手袋に防寒服を装備し、いそいそと出て行きました。

image1年に一度とはいえ、少し出遅れた感のある坂道を駆け上がると、早々に足がヘトヘトになる感覚を味わいました。しかし、小学生低学年ぐらいの子供達が、白い息を吐きながら、駆け上がっている姿を見て元気をもらいました。

7時前の頂上エリアに到着した頃には、既に多くの子供とその父兄、クラブ活動の団体がひしめき合い、今か今かと、海と空の間を見つめていました。

Livaを使ったネット生中継

到着したと同時に、Livaと、デジタル一眼レフカメラ、なんちゃって三脚、iPadを取り出し、HDMIキャプチャーアダプターAVT-C875を接続。

image今回も例によってLivaのモバイルバッテリーが2.1Aと、ギリギリの電力なので、何かの時に電源が落ちるので、ヒヤヒヤです。

ほぼ要因はCPU高負荷時と思っています。その負荷のひとつ、HDMIモニターを持たず、iPadのリモートデスクトップを行う流通ソフトを使っているため、余計なメモリとCPU作業負荷を与えるため、こんな状況になっています。

別素材をつかって、かつてこの体制でUstreamでの生中継をしましたが、カメラ側からの信号がなくなったら直ちに、中継が切れるため再配信が必要でした。今回はより再接続性に優れる?Youtubeライブを選びました。

Youtube Live配信

image思ったより曇が何層にも分厚く横に広がり、7時を過ぎて 初日の出の登場時刻になっても、なかなかその姿を見せませんでした。

やがてしびれを切らした若者が、早々に帰路につく状況が見られました。その流れは主流になり、7時から7時30分の間に、8割以上の人達が去って行きました。

せっかくここまで山登りしたのに残念と思いながら、希望を持ち、待ち続けました。

そんな中、寒さを切り裂く大声が背後から聞こえてきました。5人家族が立ち去る前に、厚い雲に覆われた太陽があるだろう方向に向かって、大声をあげたのです。

image「2015年 仕事バリバリ頑張るぞ! 」
お父さんの声でした。

すぐさま、お前もやれ!というお父さんの声が聞こえました。
幼い子供達は、知らない人の輪の中で、照れ臭さと掛け声の内容に苦慮しながら、順番に「いっぱい走るぞ」といったことを天に向かって宣言しました。

その家族が帰って、もう当初の1割もいない状態でしたが、ひたすら待ちました。1Mbpsながら1080Pでの生中継は一度、何らかの要因で電源ダウンをしてしまったものの、何とか復旧させ、負荷を抑えるため、配信後はリモートデスクトップ機能はオフにしました。

 

待ち人来る

image image image image歓声があがる瞬間が来ようとは思っていませんでしたが、粘り強く待っていた者たちに、幸運がやってきました。山と山の間から見える日の出とは違っていましたが、厚い雲の間を飛び出した瞬間を我々に見せてくれました。

満足を得た帰り際、急に雪がちらつきました。先に帰った人達はこの雪に合わないようになっていたのかもしれません。まさに天は平等だと思いました。何れにせよ、天照大御神に今年の目標を伝えられたのが良かったです。

肝心の映像はなんちゃって三脚なのでお見せ出来る様な品質ではありませんが、ご参考までに掲載します。

2015年、粘り強くやれば叶えられるを知った最高のスタート体験した元日になりました。

コメントを残す