何ヶ月も表示トラブルがあったデジタルサイネージ看板を治す!

触ったことのない中国製のデジタルサイネージモニター、システム

は案外、国産と比べて安いために、飲食店など、繁華街のお店に入り込んでいます。そして どこかの無名メーカーが創った混沌とした状況で、ギリギリ動いているシステムもあって、ほんと人間が生きていることだけでも奇跡だと同様に、機械にも不思議な運命を知らぬ土地で迎えていることに不思議を感じます。

もちろん、中国や韓国のヒトが、日本の道頓堀で商売するヒトが増えた今、自国で調達して、日本人に取り付け作業だけを任せるというケースも多いようですが。

そんな外国人経営者のところのパネルがトラブっていたようで、結果的には普段触らないようなところのパラメータが触られていたため、何ヶ月も映っていなかったということが判明し、対策しました。

初見ではまったく解らない不思議な現象

子端末のPCを借りてLANケーブル接続すれば、センディングカードとIPアドレスで通信は出来ている。しかし肝心のLED画面を見れば、パネルの1%未満 2カ所だけがかすかに映像表現をしようと頑張っているような状況、他エリアは真っ暗でした。

時計表示したり動画ファイルを変更しても同じ現象。最初はもうムリかと諦めかけたのですが、ハードウェアの切り分け、露出や設定パラメーターなどを一つずつ丹念に変えていって(もちろん山勘)、結果、あるパラメータ変更が効いて、上手く表示出来たのです。

案外、人生というのは、頑張れば道はひらけるようです。当初 専門の業者が見積もったところ、ハード故障、センディングカード交換としていたようで、そうなれば輸入や交換作業含めて膨大な費用と時間がかかっていたことでしょう。

何よりも、人間の手術同様癌でないのに 健康診断で癌と診断されて、抗ガン剤でなくなったり、ただの風邪をコロナと言われて毒チンを打たされて他界させられることにも似ています。

自らの手で問題を解決することで道は開ける、これはただの左から右では得られない経験であり、経営者であっても、技術を全く知らないというのは、今の時代は、取り残されるだろうことを確信した次第です。

ということで、昨日の岡山美観地区の映像の様子です。

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