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四二子路が教養人とは何でしょうかと質問した。老先生はこうお答えになられた。「自分の修養に努め、敬(つつ)しみを信条とすることだ」と。子路は言った。
「それに努めればよろしいのですか」と。
老先生「自分の修養に努め、[敬(つつ)しみを通じて]一族や友人に対して安心・満足させるのだ」。
子路「それに努めればよろしいのですか」。
老先生「自分の修養に努め、[敬しみを通じて、一族や友人に対して安心・満足させ、さらに]世の人すべてに対して安心・満足させるのだ。この、己の修養に始まって天下の人々を幸福にするに至るというのは、堯・舜(ぎょうしゅん)のような完全な人格者でもなかなか難しいとしているのだ」。
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神道、仏教とも通じる、道そのもの。
結局、順序としては 自分を修養し、家族を幸せにし、血縁者・ご先祖を、住む地域を、市を、県を、天下国家を とできる限り範囲を広げてゆくことが必要なステップだと実感しています。
それを実行する単位が個人であれば所属組織で行い、既存組織になければ理念とともに会社やNPO法人を創業し、同じ意思を持つもの同士結集し、切磋琢磨しながら大きな流れにつなげていく
器に応じて、、、せめて志だけでも、、
昨年度、医療学会サポートを行ったのですが、参加された人が、学会主催者であり、今回の引き合いに繋がりました。ZOOMならではの面白さ・不思議さで、引き合い段階で 最初から決裁権限のある会長さん、総スタッフが登場して、ある種の面接見合いが行われました。
質問の中で、なぜ昨年度の業者を使わなかったのかと聞いたところ、映像チームは、大がかりでテレビ局のクルーのような状態だった。配信しているシーンそのものを俯瞰するドキュメンタリー撮影を行い、大変大げさで、多くのお金がかかったと反省されていました。
学会はそこまで臨んでいなかったし、臨床チームほどではなくても我々のジャンルでもやれないこともないが、今後は予算がどんどん小さくなる。私も定年なので未来の人に、予算集めをさせるのは酷だから、ミニマムでなんとかできる業者を探している との、初対面では得られがたい本音をもらいました。
予算軽減のための威圧かもしれませんが、やはり我々プロとして、この論語にもある安心、満足、つつしみを意識しつつ、その学会が目指す テーマに合わせて望むものをアドバイスしつつ提供していく。そのために頭をひねりたいと思った次第です。
学会予算消化の要素もあるとはいえ、やはりミニマムを望むお医者さんが多いことも確かなので、切り崩しできると確信しています。
昨日も書きましたが、あらためて再掲載。
世の中は超高齢化社会で 医療費激増。そんな中のコロナ。
東日本大震災復興予算 10年間で32兆円
単年度で 77兆円 を 使ったコロナ予算。
年間 癌38万人、自殺2万人、もちのど窒息とほぼ同等の
1年で区切って8500程度の新型コロナウィルス死亡(持病含む)
あきらかに過剰であり、国を滅ぼす事案を WHOなど違う連中に言われるままに 予算組みする間抜けを止めなければ心底、国が危うき道に行くと思う次第です。
絵が寂しいので京都のサクラでも。(笑)