超高画質&高品質は誰の手にも入る時代。
しかもコロナ禍で、大勢が同じ方向を向かざるを得ない現代は、誰がどう考えても同じような絵や見せ方が氾濫してきます。
もちろん合理化を進めて、スピードアップするのはいつの時代も常套手段で強いのですが、世界規模でノウハウが短期間で共有シェアされ、新しいアイテムでさえ、売れるものは世界中のみんなが分解して、アイテム製造を担う中国工場を見つけ出し、少なくても見た目の真似をして、市場を食い合う。
だからiPhoneやiPad miniの新型が出たとしても、1週間も経たずに情報が古くなる。あれだけ貴重だったレビュー動画は数日で目的を果たし、一気にニュース性がなくなる。
1週間かけて立派な映像を編集しても報われない可能性がある。
だから良い時代
そう考えると厳しい世の中になったのは確かですが、お金持ち必勝ではなく、全員がある種、裸で同じ市場にいる。中身・アイデアだけで勝負できる良い時代ともいえます。
となると、結局は比較的少数だけど差が出やすい音声側を極めて差別化するのもありですが、演出や構成について秀逸なものを生み出すという、本質領域での戦いになるのだと思います。
これはコマーシャルとは資質が異なり、今やなぜその商品、サービスなのか、そもそも創業時のスピリットは何かなど、自分に問いかけ自問自答を繰り返して本物を積み重ねなければ、CMで電通に任せて誤魔化して何とかビジネスできていた偽物は滅びる運命なんだだと思います。
企業と言っても人の集まり
であり、その人が辞めたら仕事もその人についていく時代(依頼者も人)であり、企業のブランドが崩壊した今、いよいよいろんな着ぐるみが剥がされて、そのひと個人の生き方、真実が明かされる時代になった。真の人付き合いや、取引先との真剣勝負、切磋琢磨が生き残りの鍵になる。
ということで、ipad mini6を調達しましたが、ひたすらメモ帳に手書きをして、脳みそを揺らしつつ、お客さまとも膝を突き合わせてすぐに答えを出す練習を重ねていますが、ペンを使って手を動かすことは脳を鍛える、アイデア出しの為のスイッチにも思えます。
アイデアだしから 4時間で撮影と編集。2種の動画が作れた。