別にマニアでもないのですが
蒸気機関車という乗り物の魅力は、恐らく車内からではなく、外から感じるもの。
つまり蒸気の出る煙突や、蒸気そのものの音、ボイラーで燃やす石炭や、ライト、ナンバープレート、人間のきびきびとした働き、電気やリニアモーターカーのような目に見えにくいものと比べて、圧倒的なパワーを受け止め 機械をきしませて進む男の魅力そのものなのかもしれません。
そしてメカメカしいボディのほとんどをまとう黒という色は、暗闇や虫を連想する女性はかなり怖いと感じる一方、なぜか多くの男性が好きな色だと思っています。
浅田次郎原作の映画「鉄道員(ぽっぽや)」で高倉健の頑なカッコ良くも悲しいい姿を思い出す人もいるかもしれませんね。
もっとパワーを便利を求めて
木を切らなくなって森林も荒れ、災害などの洪水を受け止める防波堤としての役割がなくなっています。山と海は関係しており、魚の生態系にも影響。これはおそらく人間と自然との共存バランスが崩れた証であり、例えばパーム洗剤のためにヤシの実を抜粋し、気持ち程度補填するサステナビリティを崩す化学メーカーも含めて、山や海や川を壊す流れはいずれ大きな問題を起こしそうです。
結局火力は安全かつ、歴史がある手段であり、原発のようなトラブったらどうしようもないのに、一部の人間だけに利権があるような未来にツケしか残さないブラックな代物は、早々にやめるべきなのかもしれません。