いよいよIOTで映像が進化する

保存から 見て捨てる時代へ

ギガファイル便など、合法な動画ファイルレベルの交換は、もう限りなく便利で誰しもが使えるサービスになったと思います。

桜がバーチャルだと寂しい

その一方でギガを扱うことも多い映像ファイルを保存したい人は、一部の編集マンなど制作サイドのみでよく、著作権法の違法ファイルUP/DOWNの罰則があろうがなかろうが、誰も自分のPCなどの領域を増やしたくありません

かつてビデオのエアチェックと言われた修行・苦行で、丸ごとVHSに蓄えて、技術の推移に合わせてminiDVや、DVDなどの媒体に引っ越しさせていた人たちも、さすがの今、高画質の映像は、欲しい時に欲しいものをさくっとダウンロード出来るユビキタス(古い)時代がとっくに到来し、それを利用した方が早いことを知っています。

つまり所有することの意味があまりなくなったといえます。

欲しい を切り取る

そうなってくると、映像に求められるサービスは、映画やドラマ、お笑いなどのコンテンツ、文化やアート、子供や血縁者が出る記念ものを除くと、NEWSとコミュニティ含めたリアルタイム系にシフトしてゆくでしょう。

スマホをかざせば生中継できる今日、プロがやれる領域は狭まっているとはいえ、次のステップは間違いなく、IOT(インターネットオブシングス)との融合でしょう。

手っ取り早いのは、本社の100周年記念事業イベントを開催するのに、大量の経費を使って全国から全社員が本社に集まる必要はありません。

各拠点に当社のカメラマンネットワークから都道府県別に人と機材を配置させ、本社に集中システムを置けば、全国ライブ生中継が出来てしまうのです。ローカルのスイッチングのごとく、1カメは熊本で2カメは青森でいいという訳です。記念事業だからといってクローズの必要はありません。PRイベントも兼ねてお祭りにお客さんも巻き込むのが面白いでしょう。双方向にはSKYPE、ZOOM、Discordなどを併用すればいいでしょう。

 

いざ空中戦!

TV曲の中継車がやるようなことは、CG製作を除けばすでに通信でかつ、超低価格で出来るようになったし、さらに発展することが予想されています。

今日の実験はとてもミニマムなものでしたが、タイムラグ1s未満の十分な可能性が見えた予感がします。

そういえば先日、企業向けに新IOTサービスを掲げたIISのサービスによると、法人向けに、利用形態に応じた多彩なプランを提供し、IoTなど特定用途に対して回線の効率化を実現するとありました。

通信+映像がさらなるデジタル融合で進化し、そのうえで商売合戦が繰り広げられる世界が見えたように思えます。まさに空中戦ですね。(笑)

IIJ新サービス
https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2018/0315-2.html

開通(アクティブ)と中断(サスペンド)に設定する「SIMライフサイクル管理」を提供。月額通信費用は、アクティブにする前は無料。サスペンド時は費用を低減でき、さまざまなIoT製品の製造工程から出荷後にわたり、SIMの状態を自由に制御可能。

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