忠義な人はますます減ってゆく?!

毎年12月14日は言わずとしれた故郷の赤穂義士祭ですが、偶然、大阪の上本町で撮影の折に12月10日義士祭というチラシをみて突っ込みを入れそうになってしまいました。

写真 2017-11-12 19 42 42がよくよく考えてみると、浅野内匠頭の大阪の菩提寺 吉祥寺が近くにあったのですね。その吉祥寺 義士祭のチラシを指さして、撮影同行した若い人に、義士祭って知っているかと聞いたら まったく知りませんでした。

さすが今時の人だなぁと思いつつ、地元を応援するわけでなくとも、現代の教育の中に、忠義の心が伝わっていないことに不思議さを感じた次第です。トップも末端も平均以上の学問を身につけ、ハングリーでも負けない強い精神を産む日本の教育システムを破壊するために、アメリカは日本に介入し、テレビ、漫画、野球などの娯楽を庶民全体に浸透させ、現在も大事な書面は先に米国人に見せるために英語で書かれることは有名な話ですが、ゲームでバイト代をつぎ込んでしまうなど、予想以上のおバカ戦略の成果が出たことに彼らも驚いているのではと思ってしまいます。妄想&冗談です(笑)

 

間違いを間違いといえる まっとうな精神

写真 2017-11-12 9 45 44記憶をたどるとあの頃、 地元の小学校ではさすがに教科書の最終頁にまとまっていましたし、お祭りの日は1日休みでした。というかブラスバンド部トランペットを吹きながら行進していた懐かしい思い出がよみがえりました。

討ち入った日である12月の14日といえば、大河ドラマや映画の再現Vのように雪が深々と降っていましたが、流石にそれはなくても寒いには違いありません。なので半袖半パンでトランペットを吹きながら行進しつつ、背中には両親にカイロを入れてもらい、暖かくしてもらっていたことも懐かしい思い出です。

吉祥寺の件は、小学生など参加しやすいように日曜日に合わせて10日になったようですが、浅野内匠頭や義士の墓がある東京泉岳寺や、大石倉之助ゆかりの山科での義士まつりなど、12月になると各地で脈々と、彼らのやったことを伝えるお祭りが継続していることを嬉しく思いつつ、日本人の根底に流れるお上であっても間違いは間違いと言える精神を残していきたいと思います。

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