インフラの整っていない現場で戦う

LANがないのに生中継という過酷な現場をつい最近味わったばかりですが、またそれに懲りずにやってしまいました。

写真 2017-11-11 11 43 55当然無線LANを使うことになるのですが、複数回線を束ねて安定的な配信でリスク分散する有料サービスもあるようですが、予算もなく、こちらは一般のWi-Fiルータを使いました。結局、スマホ時代全盛の今、LTE回線をポケットに忍ばせる人が多くなったため、その影響をモロに受けました。

まさに混線の山。みるみるうちに、3Mbpsは出ていたはずの配信スピードは、ゼロに近づき、かろうじてスピードが復活したときの貯金(バッファ)で、何とか配信が継続出来ている状態が、冒頭の30分の間に何度か起こりました。もうこれは使えないと判断、バックアップのためもう一回線持って行っていたので、YoutubeLive生中継をしながらもそちらに急きょスイッチ、スムーズに回線転換が出来ました。

結果的にはこれが功を奏して、みるみるうちに安定し、後半は若干YoutubeLive管理モニタ画面からは、キーフレームなどの警告が出るものの、無事落ちることなく、最後まで配信が完了しました。まぁ1.6Mbps程度なので、それなりですが。3人体制で収録と配信をやっていることを思うと限界か(笑)

 

コンテンツの中身を詰める暇なし

写真 2017-11-11 13 42 23結局こういう、ネットやカメラと接続しているのに絵が出ないなどインフラ構築にいつも手間取っている気がしています。特に中央公会堂などの国の重要文化財に指定され、歴史ある施設の場合は特に、厳かな一方で難題が付きまとうのも事実。

飲食、喫煙禁止は解るものの、はたしていつの時代になったら安定的な生中継のインフラが使えるようになるのだろうと、憂いてしまいました。

 

感動の嵐

とはいえ、2日連続で無理を克服してきた感動物語で、目が洗われたのは事実。社員が増えたから良い会社ではないけれど、4人がたった5年で120人にもなる急成長な会社が、今でも作れるということを知って、嬉しくなりました。

チャレンジをしなければ落ちる、進めば開けるというのは、足で進む小型飛行機を思わずイメージしつつ、無理というのは自分が囚われている証拠。結局、身近なところから人のために!を追求した企業に人もお客さんも集うということが解りました。

にしてもSONYが復活したのは、日本型の経営を取り戻したから。ビジネスになる、ならない関係なく、遊び心いっぱいのアイボを出せたからという 話にとても共感した次第です。

・数日だけ公開(転送レートを絞ったため画質は良くないです)

コメントを残す