JASRAC 初のBGM差し止め・損害賠償請求

たまに発動する毒吐き記事です(笑)
洒落ではありませんが、会長の名前は  ”いで はく ”らしいです。

いろんな心をざらつかせる記事を見て北風と太陽を思い出しました。

(記事例)

  • 音楽教室の著作権徴収を正式発表
  • 音楽教室から著作権使用料、JASRAC主張に9割が反対
  • 故人が好きだった曲、葬儀で流すにも使用料が必要?
  • ブライダルコンテンツの製作事業者らに対し著作権侵害行為の差止めと損害賠償を請求
  • JASRAC、初のBGM差し止め・損害賠償請求 理容店など2店舗に
  • 佐村河内氏がJASRACを提訴、著作権の帰属について

脱がそうとビュービュー風をふかせて強制的に飛ばそうとする北風。自主的に服を脱がせる太陽との関係に似ている。まさに強制的なものは恨みしか生まず、本質とは遠く離れていく。太陽になればもっと儲かるのにそれをしない。

彼らは何かで火がついたのか、2015年以降、無許諾でBGMを利用する施設への全国一斉法的措置を実施、ブライダル小さなイベント業者、記録を請け負う小さな映像製作会社や、ライブ会場散髪屋から、音楽教室まで、小を対象に大が法的措置をとる見せしめ的虐待が日々行われている。

ヤマハの音楽教室の場合もそうだけれど、歌手や楽曲所有者からすると練習のために弾いたり歌ったりするものから、使用料をもらいたいという人は少ないはず。また、小さな小さなライブハウスの経営者2人に対して、訴訟の判決確定 と題して鬼の首を取ったようなプレスリリースを出す。責任者はおこちゃまで社会人経験がないのかも。

1千億以上も毎年徴収して巨大な本社を構える彼ら。権利者には例えば1月~3月の使用料を9月分配するという。月末〆翌々翌々翌々月末支払い みたいな 著作者、楽曲を作る側への配慮が本当にあるのか。

JASRACは著作者の権利を守るというよりは、明らかに営利目的でカネを徴収している。しかも他人のふんどしで踊るという意味では昔の小作人に対する庄屋か。ある種、人材派遣会社にも似た感じがあるが、こういうジャンルがなぜか、今儲かる。これだけ音楽業界が疲弊しているというのに、こんな中間が、サービスの両側にいるものから搾取するのは人間の流通みたく何だか気分が悪い。

さらに本業中の本業になるはずの、楽曲を広める活動レポートは寒々としている。音楽文化振興事業(JASRACが主催するイベントなど)

弱いものいじめのこの団体 日本音楽著作権協会は、恐らくスネ夫なのだと思う。ジャイアンである巨大で膨大に音楽を使うテレビ局に対してはザルで一定パーセンテージで徴収。大にこびて、小には強い

多少の進化もある。以前指摘した、自身の楽曲を使っても搾取される件は、最近緩和されたようだ。「配信期間が3カ月まで」「複製数1000枚まで」なら自身の楽曲が自由に使えるようになった。って自分の曲だからねぇ。

JASRACに楽曲を登録するより、JASRAC離脱し音楽著作権ビジネスをしようとするエイベックスの方にいったほうがいいかもしれません。作り手がいて素晴らしい音楽がある ・・・というトップページの言葉がそらぞらしいのは気のせいか・・

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