4K24Pのすごさと ビジネスで利用される動画クオリティー

今更わかっていることとはいえ、シネマ4Kとは違う3840*2160の方の4Kでも、やはり90Mbps以上で収録する映像は20Mpbs程度のFHDとは、まったく違うことが解りました。(写真はG7で撮影した再現工事真っ最中の播州赤穂のお城周辺映像(4K)から抜き出し。)

とくに4Kテレビは所有していませんが、50インチ以上のFHDテレビ画面と、カメラ直接接続し、ダウンコンバータさせた絵を見ると明らかに密度の違いが判ります。

一旦これを見てしまうと、残したい映像は大きな解像度で撮る意味はあるなぁと感心してしまいます。さらにはこれをノートPCで4Kネイティブでリアルタイム編集し上記テレビに再生出力出来る仕組みを手に入れたことを考えると、ワクワクします。

 

30未満のビデオ

問題は30分未満の短い時間しか撮影できないことですが、関税の安いデジタルカメラで輸出する諸事情があったことを聞いてようやく納得しました。

それでも4K60PをうたうGH5はその制約がなく、そういう意味では軽くて比較的リーズナブルなマイクロフォーサーズのメリットがますます強調されるなぁと期待しています。

そもそも軽い=ジンバル撮影で疲れない こともありますし、重いものに対応するシステムはやはり見た目も大がかりになってしまいますから、移動撮影を気軽にするためにはアイスクリーム型のジンバルと、軽さとレンズ交換を兼ね備えたGHシリーズは最強だと思っています。

 

ボケはますます不要に?

解像度が高くなればなるほど、ボケ領域が多い映像は見るのが疲れることを体感しています。一方で全部または、ほとんどピントがあたった高解像度・高精細な動画は、目の前にいるようなリアル感が増すと確信しています。

被写界深度が浅すぎるて認められるのは短いCMか、美しい映像技術を詰め込んだ商業映画かと・・・・一般に見るならカメラマンが見せたいところが判別できる程度の適度なボケ程度で抑えるべきだと考えています。

作り手は映画ミュージックビデオなどのアーティスティックな部分を求める傾向がある=ボケにワクワクする?のに対し、特にビジネスではボケは必須条件でないという傾向を感じています。じゃあビデオカメラでいいじゃんという話ですが、ジンバルは難しいし、素子の大きさなのか絵のスッキリ感が一眼には勝てません。

このあたりを間違えると機材そのもの、体制づくりから変わってくるから、注意が必要ですね。よりビデオが会社の基幹教務や、身近なマニュアルなどに使われれば使われるほど、それぞれのメリットデメリットを説明した上で、作り手が相手の目的や要望に合わせる場合があるのだと思います。

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