移動プログレッシブショットで写真を代用する

高解像度な動画がスチルカメラで撮れるようになったから、お客さんによっては写真と動画を兼用したいシーンもあるのだろうと思います。

しかし、ギャラアップの約束に加え、当の撮影者が、仮に両方の技術を持っていたとして、さっと頭を切り替えることは出来ないのが真理だと思います。

光や、ホワイトバランス、絞り、シャッタースピードも、もちろん水平も、そして縦横四隅にも丁寧にこだわって1枚のチャンスを狙うスチルと、音声や時間を見せ、パンなどで全景をみせて感性にうったえるビデオだから頭では解っていても、やはり特性が違うため、同じカメラでやるとしても時間をずらさないと難しいに違いないのです。

しかし、プログレッシブで60コマ、4kや6kのスチルが撮れるようになってくると、ひょっとすると動画データからスナップ写真は可能になったとも思っています。3軸を組み合わせれば

時間に余裕がある現場は稀だと思いますので、常に電子的に水平を保ち、ブレを抑えてくれる3軸gimbalにカメラを装着し、ざっと動きながら高解像度でスキャンするように動画を撮ると、位置決めして三脚固定し水平を合わせてのスナップ写真工程が短縮できそうな予感です。

今回は24pFHDですからスナップと言い切るには無理がありますが、それなりのカメラとレンズならいけると思うのです。ビデオの移動ショットだから1枚に3秒もかかってませんから。

本写真はカメラの動画プレビュー画面でスチル保存して、iPad miniで取り込み、記事化してます。ノートPCもタブレットも置いてきたのでiPad+ワイヤレスキーボードで記事を書くのは大変(笑)

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