コカコーラーより儲かるタバコ

トップの死因はタバコだった

新聞にも掲載され、当日もテレビ局が来るかもしれない例のイベントですが、もう２日後になってしまいました。編集や日々の本業仕事が溜まっていて、何もできないまま、ここまで来てしまいました。

それでもあらためてタバコをもっと知ろうと、調べてみると、冷や汗が出てきました。

COPD（慢性閉塞性肺疾患）

別名タバコ病とも呼ばれる病気を知っているでしょうか？

先日の動画撮影させて頂いた人が罹患した病気。有害物質が気管支やその末端にある肺胞というところで炎症を起こす。そして元に戻らないという恐怖。

年間１万５千人がこの病気で亡くなっており、潜在患者は約５３０万人。女性死因トップの大腸がんが２０万人もいきませんから、ダントツの壮絶な数字です。

肺がんはカーブが落ちず、大腸がんと同様、増え続ける理由がわかります。そもそもいろんな悪の要素を取得し続けているのですから、癌にならなくても、何かにはなります。

息切れ-->胃潰瘍-->心臓病-->がん-->COPD-->７０歳で５０％が死亡

妊娠中の女性の喫煙は子供を煙攻め

汚れきった肺　心なしか動きがねばっこいです

水攻め、火責め、兵糧攻めは戦国時代の戦術ですが、現代でもあったようです。煙を吸った女性の体内に入った煙は、即座に肺を通じて全身に送り届けられます。

当然赤ん坊（胎児）にも煙がいくため、本能で毒薬を知る子供は動きをやめて煙から逃げるよう、丸まってしまうようです。こんなことをずっと続けているから、子供の成長が普通の２割ぐらい減るといいます。

低体重児出産といった、未熟な成長にとどまるケースも少ないないようですが、母親や副流煙を浴びせる父親は本当に知っているのでしょうか。

タバコがやめられない訳

私はもう二度と来ない２０００年ジャストで辞めましたが、何度もチャレンジしてようやくでした。とにかくこれは中毒なので本人の意志が弱いのではありません。またどんなにタバコ人口が減っても、タバコ会社が儲かる構造があります。

ひとつは役所、つまり国が儲かること、そして原価がコーラが３円で１００円に対し、一箱４１０円の外国産たばこが10円と上を行くぼったくりという話があることです。

中毒だから値上げしても追従する喫煙者と、役所が原価なしで地方税をもらえるメリットの両輪で、タバコ会社は巧妙に役所や国に取り入る、大波がこようとも威圧ビジネスが成り立つのです。広告代理店にも網が広がっています。