映像の製作工程、紅白に思うこと

写真 2015-11-27 9 44 21いろんな映像製作見積りが増えてきたので、フォーマット的に少し纏めてみました。Youtubeの台頭によって、昔からやってきた予算消化や、DVD配布向けの映像作りとはまた違ったタイプの映像が必要になったような気がします。

キーワードはコミュニケーション

閲覧者に決してこびず、しかし役に立つ、個人のYoutuberみたく、個人情報を出すのが苦手でも、あの莫大なアクセス数を稼ぐところに未来のヒントがあることは間違いありません。

大量のiPad mini海外では、1,000万人以上ものチャンネル登録数を集めている人が大勢いますから、実に日本の視聴率でいう10%を個人が持っているという計算になります。

1人あたりのコスト10円としても1億円。そりゃYoutube広告が2020年までにテレビ広告を追いぬくのは当然至極でしょう。

 

紅白のなんじゃそれ!

NHKの紅白に有名な若手アーティスト達が落とされているようですが、活躍もCD販売も他の出演者に勝っているのに、なんとも不思議な話です。

演出意図があるということなら、しょせん、政治絡みということ。まぁ出られなったアーティストは出場しなくてもリアルでファンがいて、儲かっているのだから、いいのではと思います。

testcosplay冷静に考えたらギャラゼロで出る紅白のメリットは、本来、紅白に出たという錦の御旗で、地方で回収するビジネスモデル。ある種の職安。

しかしYoutube至極の現代終わっているチャネルにまだしがみつく事務所がいるのは、よほど若者がいないか、芸能ビジネスが古い体制のまま、手を出しあぐねている状況を感じます。

まるで新聞広告をやめたら売り上げが下がると思って辞められないのと同様。くさりはもう繋がっていないのに、逃げない象のような状態かもしれません。ゆでがえる状態に気付かない・・・ともいえます。

一方で映像づくりは、既に読み書きそろばん みたく、伝達の必須技術(条件)になろうとしています。できることからこつこつやってみれば未来は明るいと思います。

 

映像の作業工程について

通常は以下のような流れになります。

<工 程>

  1. ヒアリング(お打合せ)
    ※撮影場所のロケハン
  2. シナリオづくり(ナレーション要の場合は原稿も)
  3. 撮 影
  4. 編 集(字幕挿入含む)
  5. 音入れ(ナレーション)
  6. オーサリング(DVD、ブルーレイ、他)

<ヒアリング事項>

簡単ですが、以下が見積りに必要な項目です。

  • 見る人に何を伝えたいか
  • 各種CGの有無(オープニング、エンディングなど。テロップは含みません)
  • 何分のものをつくるか(画面サイズで耐えられる限界が変わります)
  • シナリオをつくるかどうか(ナレーション、監督の有無)
  • 最小限、どんなものを撮るか(撮影は何日か)
  • 納期は

 

<コストの考え方>

映像コストは希望クオリティーによって大きく変わります。当社は数万円から1000万円ぐらいのレンジで手がけています。ですので、可能ならお客さんが作ろうとしている目標映像を見せてもらうのが、一番早いことになります。

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