鼻息荒く、意気込んでやるビジネスもありますが、自然体で行える方が、結果的に大きな仕事になる場合があります。
日曜日ながら、今日のプロジェクト打合せはまさにそんな状態のように思えます。幸運も重なり、難儀が予測された予算取りも一瞬で解決し、大きくプラス方向に逆ブレしました。
スタートはこんなことをやったら面白いでしょうね と知人と２人で、ある人に提案しただけ。それだったらここに提案すれば？と道を作ってくれました。さらに事前にお客さんキーマンに会わせてくれ、いわゆる根回しをしてくださったのです。
さらにどうせそのプロジェクトをするなら、その道に詳しいということで、何人かを紹介頂きました。
こんなケースはまったくやったことがないので進め方を教えてほしいと、謙虚に言ったらぶっちゃけて内部事情を公開してくれました。
そんなお客さんが担当だったことも奇跡的でした。驚くほどの真面目な方で、いっしょに仕事をしていくに不足のない、とても紳士的で、実行力のある方でした。
立場は違えど向かう方向は同じ、それぞれ味があってそれぞれの得意分野をしっかり持っている。
前に進むために邪魔どころか、追い風しかない中で、楽しい未来をみるため想像力を精一杯駆使しようと、関係者一同、それぞれが感じ、決心した打合せだったように思います。
| ざっと話だけ聞くと、何も知らないぼっちゃん社長二代目に、都会のコンサルが入って、ロゴや企業の方針や、理念まで手を出して、人も送り込んでがっぽり根 こそぎ資産をもっていかれるような構図に見えますが、道を作ってくれる人はいたって真面目で、泥臭く、曲がったことが嫌いな６０歳超えの方なのです。 |
和を以て貴しとなす という聖徳太子の十七条憲法の第一条の言葉。
薬指は親指にはなれず、その逆もしかり。
必要な行いは天が味方してくれる、協力者が現れる、異なるから事 成る を本気で感じた１日になりました。
昨日の中庸をしっかり意識し、けっして力まず、関係者の能力を最大限発揮できるよう、じわじわ進めていければと思います。