病は人に死と生を強く意識させる

先日のインタビュー2カメを編集しています。

具体的にはLiveWedgeを現場スイッチャーで切り替えながら、本機械内のSDカードと、HDMIアウトを民生用のレコーダーに出力していたものを、カット編集しているのですが、なかなかこれが難しい。

 

今回の体制

写真 2015-06-28 18 22 16 自社商品の愛用者へのインタビューということで、音声さんと私の2名体制、2カメでがんばったものの、ディレクターとプロデューサーとスイッチャーとカメラマン、右脳と左脳を同時に使う作業は難しいと感じた次第です。

なにせ場の雰囲気を考えながら、質問を変更しながら、対談風なので話は少し流れることもある。この話の方向を集約させようと耳をすばせば、スイッチングがおろそかになる。もちろんカメラワークも。そんで商品名は出さないで・・・ みたいな。

とにかくこういう経験があるので、何度もやり直しが出来ない撮影は、特に分業が必要だと強く思う次第です。

 

マルチタスクの問題

引き1台のもう1台、動かす方のカメラは、デジタル一眼レフの短焦点レンズを、マニュアルフォーカス機能しかないCANONのレンズを変換マウント経由で装着しています。

写真 2015-06-28 18 22 16本来モニターになるはずの11インチのPCは、みなさんには見えるように配置したため、こちらはカメラ付属の小さなモニターでしかピントが見えず、しかもF2程度の深度の浅さではパンで人が変わる度に、ピントミスも多くなっています。

言い訳ですが、フォーカスとパンをしつつ、一発勝負のスイッチングもやったものだから、失敗もあるわけです。古いレンズは味があるけれど、ノイズも多くなります。多少ISO設定もミスしたかもしれません。画質は微妙です。とはいえ、予想の範囲内。それぐらいたいした問題ではありません。

 

それ以上に大きな問題

まだサポートされたばかりのLiveWedge機械固体の問題か、民生用のレコーダーの問題かわかりませんが、交互に3フレ程度の音ズレや、絵が止まる(気持ち3フレ)が、スイッチングの何秒後後に起っているように見えます。合計20箇所ぐらい修正したかも。

写真 2015-06-28 18 18 53もう少し検証しなければなんともいえませんが、ギリギリのスペックで内臓SDカードへの保存とスイッチングは無理があるのかもしれません。24Pにしたことも影響してるかもしれません。

やはり業務ではまだ本機にSDカードを入れる運用は、時期尚早と判断。もちろんお金を頂く場合の収録は、各カメラ側でも収録するのは当然ですが、今回はしておらずリカバーショット出来ず苦労しました。逃げ絵も撮る余裕がなかった(苦笑)

 

肝心のインタビュー、1時間以上いろいろ話して頂いた内容を、何度も聞くに連れ、病は気から は本当ですが、真理は病が人を生かすのではないかと思わせてくれるのです。ということで、LiveWedgeはまだ健康体ではないということで、同社へもレポートをしたいと思います。(笑)

 

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