10台近も購入してほぼ値引きなしなんて商売をするとは・・・恐るべき企業。
もちろん量販店から買うと定価だし、玉数が少なかった頃はもっと上から目線の対応だったと店員さんは言う。じつは企業向けの特定リセラーから買ってもこれぐらいの台数だと、たいした値引き効果は得られない。
結果、分散して買うことになるのだけれど、手間や送料含めて無駄な買い物になる。
ユーザフレンドリーって?
先日、iPadを買われた60代の方達に話を聞いたけれど、結局PCの方が便利だったという人も案外多いことがわかる。
ひとつの原因、マニュアル。なくてもいいと思える、駆使できる人はいいけれど、本当に広めたい場合はこれは無理だ。
特に最近は、ユーザ目線からどんどん離れている気がする。
彼らに”共生”という考えは存在しないのかもしれない。
その一例。ユーザにOSバージョンアップを強要するような数字を表示するから、知らぬ人はどんどんバージョンアップする。しかし3rdベンダーの調整期間は短く、日本語入力ソフトや、電話帳への影響など、電話機であってはいけないようなバグが頻出する。
ハードウェアでも痛い目に。スマートに、機能性アップするからと形の異なるアクセサリーも何度も買わせる。単なるHDMI出力端子に対して5千円近くも払わせる。
確かにOSを無料化して、タッチパネルに最適化したOSと、PCでの技術をポーティングした功績は認めるけれど、かつてのユーザフレンドリーイメージはない。
共生できないなら国産を
そういえば同じ光景を、かつてのMicrosoft製品ビジネス用途で見たような気がする。サポート保守費用は高いけれど電話もNG、メールのみ受付。
こうなると企業で大きなトラブルが起っても、SEが解決できない領域、ブラックボックスが邪魔をする。回答は本社へ行ってからゆっくりじっくり帰ってくる。
これはファントム系の戦闘機や、福島のGEの原発とおんなじ構図だ。保守はおたくでやりなさい。ただしブラックボックス領域は教えない、触れさせないという契約。でハリケーンにチューニングされ、津波には弱い仕組みが露呈し、大トラブルになったら雲隠れてしまう。
もういい加減、国産の新興勢力を出さないといけないと思う。