映像仲間の訃報

3/11まで今年もあと少しか・・・

と思っていたら、まさか、まさかの映像仲間の訃報が飛び込んできました。

私がこの世界に入るずっと前から、個人スタジオでMAをされていた方でした。私にとってもは、先輩5人衆の一人で、随分たくさんの映像を素人同然の私に、からかいながらも親切に教えてくださった方でした。そして圧倒的な低価格で気前よくやって頂き、ほんと唯一無二の存在でした。

img025テレビ番組も自主制作のロケも、そつなくこなす経験と技術の持ち主。いつも仕事を詰め込み、徹夜で翌日のMAに間にあわせることも日常茶飯事。ダブルブッキングもしょっちゅうで、多忙に多忙を重ねて、車で軽快に移動する忙しい方でした。

今年1月2日か3日に携帯にROLAND R-44を貸してほしいとの連絡に、実家帰省してしまって、ちょっと難しい。どうしてもということでしたら、戻ってお渡しします。といったやり取りが最後でした。それもダブルブッキングで仕事を入れてしまって機材が足らなくなったとのことでしたが、なぜ対応しなかったか悔やまれます。

死因は肺がんとのことで、スタジオ内でもいつもタバコをぷかぷかやっていたのが印象的でした。昨年まで随分お世話になっておりながら、最近はVP的な作品レベルの仕事が減

っていたため、それ以降ご無沙汰でした。今もらっている案件も、顧客都合でスタジオ利用は見送った経緯がありますが、無理やりでも縁をつくっておけばよかったと後悔しました。

もうまた儲けて!こちらにも仕事頂戴ね!っという口fuhou癖が聞けないと思うと涙が出ます。にしても60歳なっていないんでは?早すぎですよ。VPのMAどこに頼めばいいのですか?

くしくも、今日は3月9日。サンキューの日。まずは安らかにお眠りくださいませ!

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