映像とITのダブル知識が必須に!

本日、映像を作成して自社サーバーにアップロード作業をしました。

アップロード速度

転送レートは700kBpsとなっていたので、5600kbps=5.46Mbpsとなります。

上り、FTPアップロードがこれぐらい出てるとすると、369MBのファイルの転送速度は、upload_work

369*1024/700=539.79s

つまり、9分弱でアップロード出来ることになります。
さすがに、FTPはデータの前後や途中に制御情報を送るのでルータースピードと比べると、多少遅くなりますが、昔と比べたら相当早いですね。サーバー側の環境で変わりますが、いずれにせよCD半分強のサイズの作品をクライアントにお見せするのに、ネット視聴が当たり前になった今、このスピードはありがたいです。

 

 

Wi-Max2

写真 2015-03-10 18 33 36ちなみに上記は乗り換えたばかりのWi-Max2のスピードです。

iPhoneアプリで計測したところ、計測値での18時半ごろのステータスは次の通りでした。

ダウンロードばかりが指摘される中、FacebookやTwitterなど、大きな写真や、映像をアップ出来る時代、アップロード量も意識していないと、あっという間に5GBや7GB制限に到達してしまいます。

また、早くなるということは上限に到達しやすく、回線業者の思うツボになることも考えるべきだと思います。

 

 

映像仕事もデータの概念を

仕事などの現場で、この辺の計算をざっとすることで、イベント当日、ネットを介した作業必須などの取り決めがある場合、スケジュールを綿密に組む必要がある場合は特に、精度があがり、時間が読めることになります。これがいい加減だと、別の対策をうつことなく、いつ終わるかわからない永遠作業を待つことになります。

映像業者にうっかり任せていたら、50Mbpsなど無駄に超高画質で撮影してしまって、当日、編集&モバイル転送なんてとんでもないサイズになっていることもあります。

例えばスタバが近くにあるなら、もっと早い無料の回線を使えるため、時間短縮する切り替え判断も出来るでしょう。さらに近くに光回線があれば、SDカードにデータをうつす手間をかけてもやるべきでしょう。

どうも苦手な人が多いのは、急速にITと映像が近づきすぎたからだと思っています。

幸いSEを10年やったおかげで、マイグレーション作業などいかに徹夜を避けるかの経験もあって、早く終わる段取りだけは、計算するクセがついてしまっています。(笑)

でもどうやら一般企業が映像に触れる機会が増えるほど、痛い目を合うだろうことは容易に想像できます。映像業者はIT知識がない。SEやWeb会社は映像知識がない。でも読み書き映像(算盤に代わる)が必須技術になる日は近い・・・

 

生中継をモバイルで

当方が使っているルーターは、Wi-Maxも搭載しており、無制限通信が可能なので、気兼ねなく生中継の動画ライブにも使えます。さらにWi-Ma2もキャンペーンの一環で、当分は7GBなどの制限がかかることなく、動画生配信が出来るののもありがたいです。。

配信が整ったとはいえ、さすがに5Mbpsなどという、高転送レートで配信したら、閲覧側がついてきません。特に6割近くなったというスマートフォンには、過剰な画質は不要です。以前、iPhone4S向けにUstream配信したら、1.5Mbpsで画面が追従していなかった記憶があります。

LTE時代の今、閲覧する端末スペックの方を心配すべきなので、たとえばスマホユーザ底辺をこれぐらいと仮定すると、送信はそれ以下ということで、900kbpsぐらいが一般的だと思います。ただし、現在はh.264での配信なら一ランク上の動画を送ることが可能です。

なのでFHDは無理としてもHD画質である1280*720ぐらいがちょうど良いと思っています。ちなみに、動画ライブ配信では、テロップやタイトルなど、周辺情報も表示することが多いため、その上下に多少の高さをもたせています。

 ちなみにテレビ放送は、フルハイビジョンのテレビモニターで見ることが多いですが、一般的な配信解像度は幅1440ピクセルとのことで、上記Youtube 向けのHD画質で十分対抗できることになります。(笑)よくよく考えたらYoutubeは既に60P4Kをサポートしており、放送をとっくに凌駕しています。大きな箱(テレビモニター)を放送に独占させることなく、データ通信におもいぞんぶん箱として利用したいと思います。

 

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