献血と日本社会のゆくえ

写真 2015-02-28 17 55 53前回から3か月経過したからというフェチなわけではありませんが、少し時間が空いたので久々献血に行きました。

後で知ったのですが、我が国では少子高齢化により献血可能人口は年々減少しており、2013年の延べ約515万人が続くとすると、2027年にはなんと最大延べ85万人の輸血用血液製剤が不足すると推測されています。

年金も少子化も対策がまったなしという現代、企業の経営者や、技術の後継者も不足するなど、次世代を担う現役世代は、様々な問題と向き合っていかないといけない状態にあります。

 

決して他人事にしてはいけない

きっと様々な分野で、従来とは異なるアピールが必要になってくるでしょう。そのためには、アイデア出し、たとえば民間企業で成功したような施策をどんどん公共施設も取り入れて、トライアンドエラーしながら最適解を見つけるような手段が必要だと思います。誰かが何とかしてくれた時代はとっくに終わっています。

絞っても何も出ない人間ですが、献血に関して、ざっと思いつくことといえば、自身や親せきが事故や病気で輸血が必要になった際に、献血履歴を見て優先順位を決めるといった大胆な施策が必要だと思っています。

子供がピザを作る時代(笑)

子供がピザを作る時代(笑)

現に、お金持ちとそうでない人間で、医療や入学、就職といったところで差別化が図られていますから、まんざらおかしくないと思います。

もちろん献血できない諸事情を持つ人への方の配慮は必要だと思いますが、少なくとも命に関わる事案に関しては、カネは出すけれど、身は削らないなんちゃって人間には恩恵がなく、真のボランティア精神を持つ行為に関しては、優遇される仕組を作るべきだと思います。結果、輸血が増えればいいだけで、役所的なまんべんなく住民に共通のサービスを行うといった時代にそぐわない仕組みは排除すべき時代になったと思います。

退場すべき業種にまで補助金や助成金といった類のもので延命を図ること自体、すべての元凶になっていると思っています。さんまやたけしやスマップや、芸能プロダクション含めて、芸能界に居続けて下が這い上がれず、育成しない?芸能界は早くスポンサーが退場して終わってほしいと思います。いずれにせよ黒船Youtubeしか頼らざるを得ない国の新陳代謝の悪さを嘆きたい今日この頃です。

 

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