cerevoのLiveWedgeで保育所の発表会収録&配信

先日手に入れた低価格スイッチャーの仕組を使って、1名2カメ体制で、生活発表会をライブ配信&収録しました。

 

概 要

hoikusho2配信は初代iPad mini1台で実行しました。Wi-Fiで接続したLiveWedgeでLiveShell Pro相当の機能を使い、画面表示がないプレビュー画面でスイッチングしました。もっともカッやフェード程度だったため絵柄がなくても選択枠を見るだけで判断がつき、支障はありませんでした。

配信はHD画質を選んだものの、iPhoneでの閲覧も考慮し、映像+音声で1.2Mbps程度にしました。(以前、1.5MbpsでやるとiPhone側性能が追い付かなかった経験から)

収録は別の2万程度のAVCHDレコーダーで16Mbpsで行いました。

 

感 想

本番は別の日にもあり、カメラ機材含めて、今回はあくまでもテストのつもりでしたが、十分使えるという印象でした。

hoikusho1何よりも驚いたのは、運用性の良さ。1台は三脚に乗せていましたが、1台は手持ち。2本しかない腕で、iPad miniでのスイッチも、カメラワークも、たまに1台のフィックスも操作して十分やりくり出来ました。

手持ちはハンディカム系だったとはいえ、慌ただしくパッドも操作する姿は、周りからヘンテコな絵に見えたでしょうね。それを証拠に子供たちが演技終了後、大きな声でカメラマーン、ねぇカメラマーン、何してるの?と呼ばれたのです。(笑)

でも映像は自己満足とはいえ、配信映像はそこそこ耐えられるクオリティー。カメラには一切メディを入れていませんでしたが、スイッチアウト映像の綺麗な画質が保存されていました。音もMASTERを少しいじっただけで明瞭でした。

LiveWedgeでブルーバック

LiveWedgeでブルーバック

庭に面した部屋とはいえ、閉め切っていたため、配信回線を心配していましたが、初のWi-Max2+の回線でも、なんとか配信し続けることが出来ました。しかもLiveWedgeとiPadminiの接続や、配信状態エクセレントが持続したのも、良い兆しです。

スイッチャーと離れた場所にiPad miniがあっても、同じWi-Fi内であれば遠隔地からカメラスイッチングが出来るということは、改めて素晴らしいと感じました。

恐る恐るやってみたiPad miniのLiveWedgeアプリを20秒程度、メモ帳に切り替えて操作しましたが、戻った際、何もなかったように無事復活しました。1分なら繋ぎ直しかもしれませんが、独立性が強いのできっと問題ないでしょう。機会があればぜひ、ブルーバックもやってみたい

 

未来の記録作業

兎にも角にも、今回の実験で、時間をかけてメニュー化したDVDにする意味があるのだろうか・・・と真剣に考えさせられました。永久保存などの要件はわかるけれど、そもそもDVDなんてメーカーの仕様上、10年も持たないし(見られるとは思うけれど・・)、ファイルで保存する仕組みの方が運用は圧倒的に楽チンです。何よりもお客さんがクラウドやスマホ、タブレットなど複数マシンに入れておいて、いつでも見られる仕組の方が便利です。

ライブ配信でのサービスは十分いけるとふんだ次第です。手提げ紙袋に複数台のカメラとスイッチャーを入れ、現場に向かうことが出来る。そして高度な配信収録が出来る。

まさに、あらゆるものが生に代わってゆくだろう一歩を体験した次第です。
本番では、次は3カメにチャレンジです。

コメントを残す