厚生労働省の感染症マニュアル掲載の洗浄液

今日は、プレゼンをさせて頂きました。

image

洗浄液も、オリーブも、カメラマンネットワークもという突拍子もない提案は、さすがに無理があったかもしれませんが、これからは読み書きそろばん、といったように映像は、必須のものになると思います。

特に施設を持ち、来場者が来るかどうか、待つだけの施設であればあるほど、今何をやっているかといった生の動画配信は有効だと思います。(下を向いて歩いている若者のスマホ画面の中に入るために)

今年、歯ブラシ洗浄や、多目的洗浄液として扱っている我々の酵素洗浄液が、感染症マニュアルに掲載されました。(業務用資材)

歯科技工士のための感染知識と対策例(表紙) 厚労省 感染症マニュアル歯科技工士のための感染知識と対策例(裏面)

民間の商材が、歯科技工士のための感染対策として、ずばり国の発行する印刷物として出回る快挙は異例。しかも歯から健康をという糖尿病になったらまずは歯を抜歯するなど、歯と健康の関連性と重要性が密になった今、口腔衛生健全化を啓蒙するべき、歯科医や関係者の役割は実に大きなものになったと言えます。

内科や小児科などリスクを追いたくないという消去法で、歯医者になる人はいないとは思いますが、気を引き締めてもらいたいものです。

それもこれも医療費が40兆に近づき、一人個人の医療費が収入の1割をとっくに越え、国の財政難を考えても、自身の防衛手段としても、病気にならない身体づくりが本当に必要になったということ。

虫歯菌は歯を溶かし、1本づつ横に侵食しますが、もっと直接的で動きが早い歯周病菌。口の中で増殖された菌が血液を伝って、全身に散らばります。血管のあちらこちらで巣をつくり、血液の流れを滞留させます。脳なら脳梗塞、心臓なら心臓病。病名だけを観て、局所的で場当たり的な対応をしていたら、命に関わります。

神戸大震災の二次災害でせっかく助かった24%ものお年寄りが誤嚥性肺炎で、なくなりました。さらに東日本大震災の翌年の統計で、死亡率が4位から3位にあがり120万人を超えました。酸素と食べ物を振り分ける喉元の弁の機能が劣化し、悪い口腔状態で増殖した菌が、唾液などの防衛本能を持たない無防備な肺に入ることの怖さをまざまざと見せつけられました。

少なくても歯が無くなり始める40代からの口の健康維持の大切さがわかります。

image

 

とにかく、老いも若きも、健康寿命をみんなが意識して、口腔衛生に普段から気をつけ、病気にかからない対策、医療費を無駄に使わない健全で明るい生活が必要であることがいえます。

とはいえ、学べば学ぶほど、80歳まで20本は、本当に難しく、遅くても40代から意識してやらないと達成が難しいことも学びました。

にしてもようやく寒くなってきましたね。

image image

コメントを残す