ギリシャのオリーブの木を削った貴重なアイテム

日本でもオリーブは捨てるところがないと農家さんは言います。グチャグチャなペースト状の搾油後のオリーブも、剪定後の葉っぱや枝も豚やハマチなどのエサに混ぜられます。

当然、人間が飲んでもおいしく、身体に良いオリーブだから、他の動物に悪いわけがありませんね。酸化するということは、固まるということ。食後、分解された栄養といっしょに流れる油。これらが血管を通じて、身体全身にかけめぐることを考えると、血管が詰まるということはいかに危ないことか、悪い油がいかに悪いかが容易に理解できます。虫歯から糖尿病になる(虫歯菌が血管で詰まる)構造とまったく同様の働きですね。

医学的なことは解りませんが、個人的にも飲んだ日は、早ければ昼に飲んで夜に、遅くても翌日には腸をつるんとさせ、排便を助けるような気がします。身体中の最大の免疫細胞である腸を守ることは健康維持には必要だと日々実感しています。

一方で、小豆島ではスーパーで気軽に買えたハマチも、どうやら今は、なくなってしまったようです。きっと高級品として、都会に並んでいるのでしょうか。

オリーブウッドでつくるスプーンそしてギリシャでも、貴重なオリーブは同じだといいます。

大事な資産であるオリーブは国の管理下におかれ、実をつけなくなったもの、剪定され不要になった枝からのみ職人が削ります。

下の映像は、ギリシャのオリーブの木を削って出来たとても貴重なスプーンとグラインダー です。

削りだした数少ない貴重なオリーブの木。
芸術や学問など才能に恵まれる文化の交差点。
ギリシャのオリーブ島の職人が一生懸命作ります。

オイルで健康を維持し、樹木や冠で平和と家族安寧と、幸福を願う。さらにこれを普段から手にするグッズで味わう

なんでもいけるオリーブはなんとも万能ですごい植物です。

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