Appleの新製品イベントを観た

1.5時間ぐらいのライブを録画で観た

本日の朝2時に観るのは流石につらかったので、喫茶店の10時過ぎに、Wi-Fiをお借りして同イベントを観ることにしました。

まぁウォッチもワイヤレスイヤホンも、iphone食指が動かないのはいつもの通りですが、それでも映像の見せ方が相当進化していることを「まざまざと」見せつけられました。

Apple自身、ハリウッドにも負けない映画コンテンツも作る企業になっている訳で、外部業者は使っていると思いますが、セットを社内に作って、話し手も俳優も顔負けのトーク力、身振り手振りの表現力を身につけた精鋭が担っています。

これでは大企業であっても、このプレゼン力には叶わないなぁと思いつつ、映像表現を学んだ次第です。

 

モノやサービスを売るという行為を、広告代理店を使わず、直接作り手がやる

そうなって世の中は久しいですが、日本に目を向けると、こういった外部に対するプレゼン力があるとはいえません

しかし無駄に電通に何億も払うなら、自社で作れるように投資した方が、タレント不祥事や、オリンピック含めた電通自体の潜在的な犯罪など外部リスクを抱えるより安全です。

長い目で見れば自社にタレント養成がなされ、お客さん側のファンがつくことで、よりユーザとの親密度があがります。

自給率が低い日本が、この円安で土地や企業、あらゆる資産を、壊滅的に海外に奪われ続けていますが、自給率アップすることで、何が起ころうとそれがどうした!というエネルギーも食料も忍耐力もある ウクライナ(アメリカ)に戦争に巻き込まれたロシアのような立場になっていくわけで、スケールは違えど、この方向に行かねば国も企業もそして人も滅びてしまうことを改めて学ばされた気がしています。

そういう意味では、日本の国家予算の3倍になったアップルが自家製にこだわっていることは、全世界へのメッセージだと改めて思うのです。

 

肝心の製品に関しては

唯一映像関係者として、唯一 気になったのがActio modeという機能。
走りまくって俳優を追いかけてもスムーズなCM通りならジンバルがなくてもついにここまでスムーズな映像が撮れる進化があるということ。NDIブームの私としては、これが機能するなら使ってみたい・・・

それ以外のところは、毎年同じようなちょっとの進化しかしない製品に関して、日本企業への購買意欲をそぎつつ、また日本人は金を外資に吸い取られるなぁという空しい感想でしかありません。

それでも全体的な感想としては、よりアップルも製品を突き詰めて、いろんなプロ向けにチューニングがなされている。
しかもそれが全部入りになっている。

確かに過酷な雪山に上るクライマーや、深海で撮影するダイバーなど、3日時計が持つようになったのは良いことだし、水深がビジュアル表示されたり、何よりも独自網で、テキストチャットでSOSできて命が助かる可能性が高まったこと、より深くプロの領域に歩み寄った感じがしています。

衛星経由の緊急SOS機能を、11月から米国とカナダで提供開始

日本企業も中小企業も変化せよというメッセージと受け止めて、新しい時代を、新しいユーザ体験を追いかけて行ければと思います。

アップルのイベントはこちら
https://www.apple.com/jp/apple-events/

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