食はアート?
自分を表現する手段、となるとすごく狭く、チープな響きに聞こえる このアートという言葉。
芸術や美術に例えられるアート。一般にはファッションショーや美術館に行かなければ出会えないものと思われがち。
だけど、人の食欲をそそる、目を楽しませ、体に響かせ、本人の食指を刺激し手に取らせる。
それは匂いだったり、添えられるメニューのキャッチコピーだったり、カタチや色だったりする、あるいはその場の空気や、音楽さえも取り込み、いわばいろんな素材がごった煮になってその場を作る。
それを食べると元気になるとなれば
なおさら、食もアートだと確信できる。
その瞬間しか味わえないもの、心を豊かにするもの、以上に、作る人、演出する人、食べる人の心と体が元気になる、作った人が儲かるという循環システムが一体となってアートになるのかもしれません。
あまり深い意味はありませんが、写真を眺めていてふと感じた次第です。