へんたい企業

変態ではなく変体企業

そう、企業が時代やニーズに合わせて変身、変革する様である。

今日、久々にNIKKEIの Ustream番組 「Channel JAPAN」を観た。
元祖きびだんご日々の海の塩入りきびだんご日本を紹介する完全な英語ニュース番組。二人のインテリ系美人アナウンサー が流暢な英語で、ニュースを 解説 する。

予算もあるだろうが、無駄なものが削ぎ落とされ、単調だが、見やすい。とてもクオリティーは高いので、 英語がわかるとほんと楽しいだろうと思う。

今日、紹介されていたビジネスニュース
オーディオテクニカが寿司ロボットを作って、それを大手すしチェーンなどに納入。金型と部品を組立てる技術を元に シャリをつぶさず、中はふわっと、外はかっちり包む。

マリンスポーツなどのボディースーツを 作っている会社が湯たんぽを作る 。
寒い時期にそれだけをまとい海に入ることの出来る素材と、縫製技術を活かして、首や、お尻、足などに身につける湯たんぽが完成。 今はこれが主力だという。

そして 富士フィルム。
フィルムの構成要素は、半分以上がコラーゲン。(ちなみに当社のNatuoは、このタンパク質に見立てた汚れを落とすので、写真を落とすことが絶好の分解テストになる。)そして、紫外線から写真の色あせを守るため、防御するためのコーティング技術を高めた。これを 活かして、現代、 紫外線から肌を守る 化粧品を販売している。

サンスター は昔、自転車部品を販売していた。
その後、自転車用ゴム糊(タイヤ・チューブ用接着剤)の製造販売で成功。これを 入れていた金属チューブに 歯磨を入れるという創業者の決断があった。その技術を高め、歯磨き粉や 各種洗浄商品を作る今に至る。

 

http://www.ustream.tv/recorded/51550978

 

 

元祖きびだんご

播州赤穂生まれとしては、少し複雑な気分だけれども、お土産「きびだんご」に書かれていた記述をかいつまんで引用する。

このきびだんごは伊豆大島産の海の精を使用している。自然を愛する人々の熱意と努力で作られた。

塩田に海水を引き入れ、太陽熱と風力という自然の恵みで作っていたが、塩田が廃止され、大量の化学塩が出回ると、昔ながらの本物の塩を求める人たちの間で自然海塩復活運動が起こった。

海水を丸ごと濃縮し手間隙かけて作られた本物の塩。カルシウム、マグネシウム、カリウム等天然のミネラルが豊富に含まれている。

少し塩味のきいたほのかに甘い味わいに仕上がっている。人々の健康と安全を考え確かな素材、手作りの味にこだわり続ける当社と、・・・・

オイルも塩も砂糖も精製が主になってから、天然の栄養分が体に吸収されなくなったのだ。漬け物は身体に良く、昔から梅干しは塩辛いものが体にいいはずだった。国の施策で塩分控えめが強調され、いつの間にやら塩は悪役にされ、漬け物文化がサラダ文化に駆逐された。そして腐るはずのない漬け物が腐り(超浅漬け)、塩分数%の梅干が氾濫。糖尿病が増え、医療費が国家予算を食いつぶす一方で、薬やサプリメントが主役に躍り出たミネラル不足の精製塩が体に悪影響を及ぼすだけでなく、病気から身体を守る機能まで低下、まさに悪循環なのである。安く大量に入手しやすくした科学には敬意を払う一方で、なくしてはならない文化と治験データには現れない神秘がある。殺人事件も犯人は、当人が死んで一番メリットがある人間が疑われるというが、はたして悪役は誰なんだろう。違う意味のへんたい企業はあるのかもしれない。

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