ロボットの未来 今こそユビキタス?

大げさなことを語る ほどのことではないのですが

産業ロボットというジャンルが確立され、車の工場など大掛かりな生産には、ロボットは欠かせない存在になりました。と同時に、力があるがために危険防止のために柵をつけたり、可動範囲を制限したりと、安全を確保してきました。

あるラインで起こったこと。冷蔵庫を持ち上げたアームがバグって、ぐるぐる振り回して、逃げた経験を持つかたに話を伺いましたが、当時はフランケンシュタインを産んだ博士のごとく、命がけの挑戦だったようですね。

しかし小型化や、精度が上がるにつれて、人間との共生が叫ばれ、センサーなどと組み合わせて、人が近づいても安全に、かつ簡単に確実に可動範囲をカスタマイズできるようになり、より身近で親しみが増す存在と化すジャンルも存在しているようです。

 

少子化が未来の製造業を左右する

なんてことがあったら、みんなが困るわけで、特にパートさんが行う単純作業は、案外大事な工程ですが、将来のなり手が少なくなる状況を見据えると、その部分を何とかする必要が出てきます。

政治と企業を行き来してパソナに利益供与する、まさに政商 竹中平蔵が活躍する人材派遣業では、技術を教えると外国人をだまして労働者を日本に呼びよせ狭い部屋に大勢を詰め込み、過酷で単純な作業につかせて中抜き、大儲け、本人たちは帰りたくても帰れない状況を産む。これは日本人が恨みを買うだけで、継続に限界があるでしょう。

そうではなく、まさに今、家庭で増えているお掃除ロボット ルンバのように、自由に動く力持ちの腕を手に入れ、学習させつつ、進化させられるツールがどんどん身近になりつつある。そしてその進化が、その解決のカギになる という感覚を味わった撮影、編集になりました。

 

ZOOMに参加する一台の端末として

たとえばロボットが観る画面が映っていても良い訳で、リアルタイムに双方向出来ることの延長は、危険な地帯にいるロボットの眼だったり、医療であれば遠隔治療だったり、カメラがあることで、ネット上でいろんなものが繋がって共生する、目線を提供し合える健全で新しい未来をみたような気がします。

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