色のない世界で色を感じる

色のない世界

というのは大げさな表現ですが、ブライダル業界あたりからビデオグラファという言葉が一般化したように、スチルショットのセンスでもって写真のような動画を撮るジャンルが完全に確立されたような気がします。

結局、見たままを同じ色のまま撮影するなら、全部にピントが合うパンフォーカスが可能なショット、今時のスマホやビデオカメラの方が簡単&忠実ですが、思い出に残るのはもっとスローに、淡い色、フォーカスが甘い感じの方が印象強いように思えます。

で、タイトルの色のない世界というのは、見た目にはもちろんあるのですが、カメラ側でログ撮影した色うっすらしかついていないコントラストの甘い絵をあえて指しています。


 

カラーコレクションなし?

カラーコレクションという(Davinci Resolveなどの色付け可能なビデオ編集ソフトを使って)、色を正しく再現するのが一般的ですが、好みの色に変えたり、イメージ色に変えるといったカラーグレーディング(ネガ写真でいうところの現像工程)も兼ねています。

ほんのり淡い色を伴う花びらは、このログ形式で撮影してから印象色に変えていく工程は楽しいものの、最近は何もしないで、閲覧者がこのままで見てても、なんだか脳で色づけするのも楽しい表現ではないかと思ったりします。

いずれにせよジンバルで歩きつつ、角度を変えながらのログビデオ撮影は、最強のイメージショットツールだと確信している今日この頃です。ということで上記は

ログの色づけなしの動画切り出し写真です。

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