減る観光客と無機質に続く技術革新

未来の宇宙人

というのは、かつて絵本なんかで読んだりイラストで見たりで、何となくぼんやり思い描くイメージはあります。

少なくても、それらは人間らしさがなく無機質で、大きな脳が詰まった巨大な頭があって、狡猾そうなその顔には、大きな目がくっついている。その他の腕や足、おなか全般の身体部分は、ひょろっとして、備わっているだけのおまけといった面白みのなさそうな生物でしょうか。

未来に向かって否応なしに技術は進んで行きますが、それが為政者による管理社会や、家畜を飼うような無機質な流れに向かうならその時代は、まったく楽しくないですね。

 

オーバーツーリズムどころか閑古鳥

昨日、勉強会で京都の地に入って感じたのは、ゼロではないものの、観光客が減っているのは確実で、勉強後に入った満員御礼が当たり前だった夕食時のお店でも、10秒待たずに入れたことに驚きました。

さらに驚いたことは、普段少しづつ話をしながら心地よいペースで旬の食材が盛られたお皿が運ばれ、一品づつこなしていくテンポ良い流れが好きでした。が、しかし今回はまさかの、頼んだ料理が一斉に出てきたことでした

両隣に人が入ってないこともあって、料理人が暇を持て余していたことはいうまでもありません。数日前、昼食時に入った大阪日本橋で、中華料理屋さんの餃子がカリっと揚げられ、いつものべとつきがなく、美味しかった(焼く時間がたっぷりあった)ことが思い出されました。

オーバーツーリズムの問題からまさかの一転の惨事外人観光客依存の恐ろしさがリアルな恐怖として業者や地域にのしかかり、まだまだ建築ラッシュの続く大阪の沢山のホテルを見上げる度に、観光立国を主力にすると悪い噂一つでビジネスが立ち行かなくなる、円が安くなって国が買いあさられる危険を確信した次第です。

 

ナショナリズムに向かおう

そういえば普段でもユースホステルなみの安い宿なのに、特別価格100円で泊まれるびっくり価格を提示した宿も出たそうです。新型コロナでイベントが中止され、損失をホテル側か、弱い業者側が背負うのか解りませんが、被害をかぶって大打撃を受けている人がいることは間違いなく、心が痛みます

部品が入らない製造業、売るものがない流通業、食材が入らない飲食業、レジ袋がないスーパーなど、被害を数えればきりがありません。

やはり国は、その国に住む人たちを喜ばしてこそ、国が真に富んでいく流れに繋がるし、そうしなければダメなんだと強く思った天皇陛下60歳のお誕生日でした。「国民の幸せと国の発展願う」は一見簡単のようで、海外ではありえない言葉権力はないが世界でただ一人の偉大な中心的象徴、おめでとうございます!

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